まずは自己紹介から。

私とポールは、97年夏、函館で知り合いました。
会社の命令で函館に転勤することになった私は、友人も知人もいない函館でどうやってプライベートライフを充実させようかと考え、会社のすぐ近くにあった「○○英会話」に通い始めました。

英会話の習得はもとより、志を同じくする友達を見つけることが主な目的。語学にはもともと並々ならぬ興味があった私は、大学時代にフランス語を専攻。

フランス短期滞在中に通った語学学校で、フランス語を習いに来ているにもかかわらず、他の国からの留学生たちがみんな英語で何不自由なくコミュニケーションしていることに気づき、悲しいほどの孤独と疎外感を感じたあげく、「フランス語より、まず英語よね!」と考え直したのももうひとつの理由です。

・・・と、そんな感じで英会話を習いはじめて一年が過ぎ、友達の輪もあっという間にひろがり、レッスン終了後は近くの立ち飲みバーで英語について生徒同士で語り合いながら、「英会話って本当に素敵!」という充実した日々を送っておりました。

そんな時に私の通う英会話教室に現れたのがイギリス人のポール。見た目は英国紳士風で真面目そう。

話題も豊富だし、「いい先生が来てくれたな。」と思っていた矢先、私がレッスン中に、読んだばかりの本の話題を持ち出し、「人は全て9つのタイプの性格に分けれれるんだよ~。」と意気揚々と話し出した瞬間に、「人はそれぞれ違う。9つのタイプになんて分けられるはずがないじゃないか!ばかげてる。」と思いっきり反論してきたのです。

普通、英会話教室では、生徒に嫌われないよう「生徒に反論しない」、というのは大原則。内心どう思っているかはわからないけど、ほとんどの先生は、どんな話でもにこやかに「そうだね~。そうだよね~。」と聞いてくれる。

なのにポールは全く違ったのです。異論がある時には、生徒の感情なんか無視してはっきり言う、そんなポールに他の先生たちとは違う何かを感じた生徒は多く、レッスン後のポールをみんなで誘い出してはトコトンまで話し合う、という日々が始まったわけです。

そして8年後の昨年秋、私はポールの妻になりました。出会いとは不思議なものです。こんな私がポールを通して気づいたイギリスや英会話に関するアレコレを思いつくままに綴っていきたいと思います。

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