ヨークは、街の中心部が古い城壁に囲まれた中世の面影を色濃く残すとても美しい街。
ポールが昔、遠足で行って以来、イギリスで一番好きだという街ヨークへは、今回の旅行で絶対行こうと決めていました。
なんの予備知識もない私がヨークに着いてまずはじめに驚いたのが、街をぐるりと囲む『城壁』。
かなりの高さにも関わらず、本当に危険な一部を除いて柵も保護棒もありません。
見て!!本当に結構高いでしょ。
シラフだったので平気でしたが、ちょっとでも酔ってたら行かない方がいいでしょう。落ちたら絶対怪我します。
美観を大切にするイギリス人にしてみれば、鉄柵なんかは、せっかくの美しい街並みを壊すことになるので考えたこともないのでしょうが、日本で生まれ育った私にしてみたらありえない光景。
これが日本なら、「危ない」だの「危険」だのと騒ぐ人が必ずいて、そして走り回って落っこちて怪我をする子供なんかも必ずいて、まず間違いなく鉄柵が張り巡らされることでしょう。。。
美観も何もあったもんじゃない、そんなことになりそうな気がします。
入り口に「犬は禁止」と書かれていましたが、それ以外は何の注意書もありませんでした。大したもんです。
ずっと先に見えるのが、ヨークのシンボル「ヨーク・ミンスター」。大聖堂です。
イギリス最大のゴシック建築であるこの大聖堂には見所が一杯。
ステンドグラスの美しさといったらもう。。。(すみません。この写真じゃ伝わりませんね)
よくもあの時代にこれほどまでの建築ができたものだと、その佇まい、荘厳な美しさに圧倒されます。
街に着いてからたまたま見つけたB&Bもとっても素敵で、オーナーらしきちょっと太目の女性もとっても親切にしてくれました。
翌日もゆっくり観光を、と思っていたのですが、ヨーク競馬場で重要なレースがあるらしく、道路が大渋滞になっていたので渋々諦めてヨークを後にしました。
なんだか消化不良気味のヨークでした。また行くぞ!
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