イギリス人と紅茶

イギリス人といえば、やっぱり紅茶。
いつでもどこでも、紅茶。
イカツイおじさんから、クールガイも、キュートな子供たちもみんな紅茶。

どこからともなく“Do you want a cuppa(cup of tea)?”の声が聞こえ、紅茶が運ばれてきます。
イギリスの代表的なお菓子スコーンとまたよく合うんですよ、コレが。

日本では、完全コーヒー党の私ですが、イギリスでは、紅茶がもうおいしいのなんのって。
普通のマグカップに注がれているごく普通の紅茶なのに、イギリスで飲むとなんだかとってもおいしく感じられるので、出される度に、よせばいいのにゴクゴク飲んでしまい、気付くといつも紅茶腹。

お友達の家で、ポールが自分でせっせとみんなの紅茶を用意しているところ。


こんな風に、みんな面倒くさがらずにすぐ紅茶を入れてくれます。

ポールのいとこの息子、カイル君。当時1歳の彼がおいしそうに飲んでいた哺乳瓶のミルクが何故か薄い茶色。
もしやギネスでも混ぜているのでは、とドキドキしていたら、紅茶を混ぜて飲ませていました。さすが、イギリス。子供の頃から紅茶の味に親しませているのね~、と改めて感心。

ちなみにポールの場合は、曾おばあちゃんがアイルランド人のギネス好きな人だったので、ポールを眠らせるためにミルクにほんの少しギネスを混ぜて飲ませていたそう(いいのか?!)。

フランス人は、赤ちゃんにワインのコルクを舐めさせるというのを聞いたことがあったので、イギリスやアイルランドではごく普通のことかと思っていましたが、ポールのお家がそうだったというだけで、普通、ミルクが薄茶色の場合は、紅茶が混ざっているそうです。

いかにイギリス人が紅茶好きか、というエピソードをひとつ。

もうかなり古い話ですが、1966年、ワールドカップサッカーが、本国イギリスで開催され、決勝で西ドイツを破り優勝したその直後、誰もが電気ポットでお湯を沸かして紅茶を入れようと一斉に電源を使用したため、イギリス国内の全ての電気系統がパンクしてしまったことがあるそう。

思わずフーリガンをイメージしてしまうイギリスの熱狂的なサッカーファンの行動とは思えない紅茶好きのイギリス人らしい微笑ましい話ですよね。