日本人の歩き方

ポールやポールの友人たちが日本について話をしているのを聞くのは、新鮮な発見があってなかなか面白いです。

時に、手厳しい指摘もありますが、大抵は、今まで気付いたこともないことだったりするので、
とっても興味深いんです。

そのひとつが、日本人の歩き方=『千鳥足』。

決して酔っているときのことではありません。

シラフのときも日本人は、自分の方向を定めず、左右にフラフラと歩いている、と彼らは指摘します。

「狭い道で後ろを歩いている時など本当に最悪だ」と。

どの方向へ歩くか全く予測がつかず、追い越したいのに、追い越せない、無理に追い越しをかけるとぶつかったりする、と言って、みんなで「そうだ、そうだ」と同意していました。

このこと自体は私も感じることが多々あるのですが、「それは歩いてる人の問題で、特に日本に限ったことじゃないんじゃない?!」と異議を唱えてみましたが、「この歩き方は、アジア人の特徴だ。」と口を揃えます。

彼らによれば、日本人に限らず、アジア人には、どうも左右にフラフラ歩く傾向があるようです。

最初は、バランス感覚とか平衡感覚が違うということを言っているのかと思いましたが、彼らが言いたいのは、「周りを見て歩いていない」ということでした。

バス停で待っているときなど、バスが来たのを見ると、他にも通行人がいるのに、バスをめがけて突然歩き出し、他の人とぶつかりそうになる光景をよく見かける、または、実際にぶつかった経験がある、ということでも話が盛り上がっていました。
人間の心理としては、普通に理解できる行動のような気もするのですが、「日本人はあまりにも周りを見ていない」ということに驚かされるそうです。

ヨーロッパでは、信号が赤でも、左右を見て、車が来ていなければそのまま渡るというのが普通の合理的な考え方のようで、海外旅行中、赤信号で立ち止まるのは自分を含めた日本人だけ、という光景によく出くわします。

考えてみれば、これもなんだか関係ありそうな気がします。

周りを見て行動するか、目の前の対象物を見て行動するか、という違いなのかもしれません。

突き詰めれば文化的考察ができそうな、なかなか奥が深いテーマです。

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