日英タクシー事情

今日は、女友達のOちゃんと食事&飲み。

「気の合う友達との飲み&トークは、本当に最高!!」としみじみと感じながら楽しいひとときを過ごした帰り、札幌駅からタクシーに乗って行き先を告げると、「どこから行きますか?道を教えてくださいね」。

いつもこれ。

タクシー運転手さんの道の知らなさには、本当に辟易。

今日は、楽しんだ後で気分が良かったので、心の中では「またかよ」と思いつつも、にこやかに「はい」と答えた私ですが、「その質問はないでしょ?!あなたプロでしょ。それでお金もらってるんでしょ!」と虫の居所の悪いときだったら、思いっきり悪態をついてしまいそうになります。

復讐が怖いのでそこまで言ったことはありませんが、いつも心底そう思っています。

日本のタクシーの、「客が道を知っていて当たり前」という態度、全くおかしいと思います。

「道を知らない」などと言おうものなら、「知らねぇのかよ。だから女は!」と舌打ちが聞こえそうな時まであり、「それはこっちのセリフだ。」と心から腹が立ちます。

プロなんだから、最良で最短の道を行ってサービスするのが彼らの仕事でしょ。客に頼るなんてもってのほか。

イギリスのタクシーのサービスはその点、完璧です。

別に笑顔で愛想を振りまくというわけではありませんが、まず道を客に聞くなどと言うことはありえません。

彼らは、プロのタクシードライバーとして最善を尽くし、最良で最短の道を考えて、黙って目的地まで連れて行ってくれます。

試験に受かるまでに2~3年はかかると言われるロンドンタクシーのドライバーは、ロンドンの全ての道を知り尽くしているので、観光客でも安心して乗ることができます。ロンドン・タクシーのドライバーとしての誇りがあるので、ワザと遠回りしてぼったくるなどということもありません。

これこそ、プロ。日本も是非見習うべきです。

去年、ポールとイギリスから来た友人2人の外国人3人でスーツケースを持って、タクシーに乗り、「札幌駅まで」と行き先を告げると、いつものように「どの道を行きますか?」と聞かれたそうです。
ポールの答えはもちろん「一番近い道」。
ポールがそのやり取りを友人に通訳すると2人とも「????」。

彼らどう見ても外国人旅行客。しかも行き先が誰でも分かる「札幌駅」。

もう本当に勘弁してあげてください!

コメント

  1. タクシーの運転手さんの、
    『どこから行きますか?』
    『どうやって行きますか?』
    『どの道通って行きますか?』
    には”詳しく道を知らない”以外にもう1つ理由があるようです。
    それは”口うるさい客が多い”とのこと。
    私は良く運転手さんと話をします。
    金曜日、忘年会の帰りのこと。
    運転手さんが・・・
    『ミュンヘン大橋曲がります?それとも豊平川真っ直ぐ行きます?』
    『駅の方から周ります?それとも・・・』
    とあまりにも聞くので、
    『適当で良いですよ・・。やっぱりうるさいお客さんいるの?』
    と聞くと、
    『多いです・・・。ハイ(困)。こっちの方が絶対近いのに、なんでそっちを通るんだ!などと良く言われます。不景気になってから特に多いです(汗)。先日も遠回りした分はお金払わない!って言われまして・・ハイ(困)・・距離の短い方を進んだんですけどね・・ハハハ・・。』
    と言ってました。
    なので私はタクシーに乗った時に、
    『○○まで行ってください。道は任せます。』
    と先に言いますw。

  2. あれだけ細かく確認するっていうことは、そういうことなんだろうな、とは思っていましたが、あまりにウザい時があります。
    去年、インフルエンザの高熱にうなされ、口を利くのも難しいほど具合が悪いのに、病院までの道のりを細かく聞かれ、本当に閉口しました。あんな状態では、こっちが近いだのと距離を争う気力ゼロ。とにかく「早く連れてってくれ~!」って感じでした{りんごちゃん}。
    客商売ゆえ、運転手さんとしては、下手に出るしかないのでしょうが、願わくば、客にゆだねるのではなく、文句を言われても、「こっちの道の方が絶対近いですって!」と断言できるくらいの強さと自信を持って欲しいものです。
    でも、これからは、「任せます。」の一言を付け加えるようにします。

  3. あはは・・・確かに病院までの道のりではウザッ(怒)と思いますねw。
    あとカーナビ付けてる運転手さんを見るとガクッときますw。
    行き先札幌駅で道順聞かれたら・・・・確かに文句言うかもw。
    『知らないの?』とイヤミを言うかもw。
    全然関係ないですが、東京で同僚とタクシーに乗ったときです。
    私は助手席に乗ったのですが、車内のあまりの暑さにエアコンの風の向きを変えた途端『触らないでくれる!(怒)』と言われ、目的地までの地図を渡そうとしたら”貸せっ!”とばかりに奪い取られました。
    こういう場合私は直接何も言わず、車のナンバーや運転手の名前、電話番号などを<色:#ff0000>運転手に見えるようにメモを取ります。まあ、実際に電話しますけどね・・・会社にw。

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