東京出張

月曜・火曜は、久々の東京出張。
行きも帰りも最終便のため、ホテルに着くのも、自宅に着くのも午後11時を回ることが確実なかなりハードな1泊2日。

東京出張といえば、思い出すのが、数年前のポール同伴東京出張。

ポールとの信頼関係が安定していなかった数年前、秘密主義で自分に不利なことは何も言わない私を全く信用していなかったポールは、私が1週間の東京出張を告げると、「昔の彼に会うんでしょ」と言わんばかりの疑いの眼差しを向けてかなり不機嫌に。

その頃ポールは、ちょうど以前働いていた英会話教室を辞めて次の仕事を探していて休みだったので、「こんなことで疑われてはたまらん」と、「じゃ、東京に一緒に行く?!」と誘ってみると、二つ返事で、「うん、行く!」。

ということで、ポールを伴って東京出張へ。

とはいえ、私は、あくまでも仕事上の出張なので、行動はバラバラ。

ポールは、私がいない日中、毎日過ごしていたのが、大泉学園にある、その名も『外人ハウス』。

以前、日本に滞在中の6ヶ月間を過ごしていた思い出の場所なのだそう。

オーナーは、日本に20年以上住んでいるイギリス人のピーターさんで、外国人旅行客を中心に常に何人も宿泊させているのですが、4畳半1ルーム、1ヶ月4万5千円なので、東京にしては格安なのだとか(あまりの狭さに、ポールは、部屋で斜めに布団を敷いて寝泊りしていたそうです)。

当時、とってもお世話になった彼と話をするのがとっても楽しみな様子で毎日足繁く通っていました。

私も誘われましたが、彼の話から、「外人ハウス」は、ゴキブリが至るところにいるような恐ろしくボロボロの建物で、かつピーターさんもかなりの変わりものであることが予想されるので、丁寧に断り、いまだかつて足を踏み入れたことがありません。

私が疑わしいと言いつつ、本当は、ただ東京にいるピーターに久しぶりに会いたかったんじゃないの?!などと思ったりもしますが・・・そんなポールを伴っての東京出張が懐かしく思い出されます。

今では、すっかりそんな不信感もなくなり、「いってらっしゃい!気をつけて」とにこやかに東京出張に送り出してくれるポール。

「お互い成長したな~」と行きの飛行機の中で、しみじみ。。。

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