生命保険

今日、本当に腹立たしいことがありました。

ポールも私も30代後半。

健康だけが取り柄の私たちも、長年の不摂生がたたって、もしかしたら今後は病院のお世話になることがあるかも。

そう思い立って、2人揃って某保険会社の医療特約付きの生命保険の契約手続きを始めたのが1ヶ月前。

人間ドックも受診したし、いろいろな書類も提出したし、これで安心。

と思っていたら、今日、ポールの契約が不可になったとの連絡が。

理由は、「保険の約款を日本語で読めず、内容を理解できていない」から。

医療用語満載のあの保険約款を、一体、何人の外国人が読めて理解できるっていうんですか?

麻痺、狭心症、心臓弁膜症、脳動脈硬化症、慢性気管支炎、異型上皮、紫斑病・・・こんな病名を日本語で読めて理解できる外国人が一体何人いるんですか?

日本人を30年以上続けている私だって、理解できない病名はたくさんあります。

保険面接士がポールの面接に来た時に、私が横で英語を使って説明していたため、「契約不可」となったそうです。

「約款を日本語で理解できることがルール」なのだそう。

過去の病歴の告知でしょ?!どんな病気か理解できて答えられれば、それで充分でしょ?!

日本人はこれらの病名を全員理解してるって言えるの?

日本人は理解できている、と盲目的にみなしているだけでしょ。

これは、完全なる外国人差別だと私は思います。

某保険会社は私がそうクレームをつけると、そうじゃないと言い張ると思いますが、間違いなく差別です。

要は、「日本人以外の契約不可」と言っているのと同じ。

憤り以外の何ものも感じません。

超少子化が叫ばれ、日本が人口減少により立ち行かなくなり、近い将来、外国人労働力に頼らざるを得なくなることは目に見えています。

多様な価値観が認められ、国際結婚もこれからは益々増えるでしょう。

こんなことを続けていては、外資系の企業がどんどん入ってきて、国内企業はみるみるうちに衰退していくでしょう。

日本人だけを相手にしていては、これからのビジネスは成り立ちません!!
どうして、そんな単純なことに気付かないのか不思議でなりません。

日本はまだ「鎖国」状態です。

本当の国際化への道はまだまだ果てしなく遠い。

コメント

  1. >「約款を日本語で理解できることがルール」
    これは...保険会社の逃げ道ですね...
    日本語読める日本人だって、どれだけの人があの細かい字の細かい約款を全部読んで、完全に納得した上で契約しているか...
    つまりその逃げ道とは、
    「日本語を理解できるお客様と契約したのです!わが社ではキチンとご理解いただいた上で契約をしております。な~んの落ち度もないんですよ!わが社には!」
    って逃げ道作っておくためには、最低限日本語が出来るカモである必要があるわけです。
    オマケ負け(^^;)→「医療費が出ない傷病は何?」と聞いてもはっきりと答えない保険勧誘員。
    場合に依るのでというばかりで何の返答も無し。
    それにしたって「例えば、こんな場合出なかったことがあります」とかくらい説明できないものかと不信感を抱き、契約は取りやめましたわ(・。・)
    友だちの紹介だったんだけど、安い買い物じゃないから厳しくいきました。
    それで駄目になる友人関係ならいらんわ、って割り切って...

  2. こんな理由で保険の契約ができないなんてビックリ!
    外国で、一所懸命その国に慣れようと努力して暮らしているのに、こうして足元を見られるとホント腹が立ちますよね。
    どんなに努力をしたって現地人には慣れないってことくらい、簡単に分かりそうなものなのに…っていうか、そんな視野の狭い保険会社はさっさと解約して、外資系を探しては???

  3. <太><色:#ff0000>ええええっっ!!{げっ}
    そんなこと・・・ありえるんですか・・・しょぼい・・しょぼすぎる(悲)ニッポン。
    反対に『英語で説明できる人間をよこしてください!』って言ってやったらどうですか(怒)!
    ああああああ!こっちまでイライラしてきた(怒)。
    もしかしたらその保険会社の一部の部署(課)で勝手に決めているだけかもしれないので、即本社等に電話です!その保険会社と契約しないにせよ、この怒りをおさめるには納得いくまで文句を言うしかない!!!ムキィィィィ!!腹が立つ!!
    小樽の銭湯で『外国人入湯禁止』の張り紙を貼った事件もあったが、一部の(多分)ロシアの方々のマナー違反により”外国人全員”を排除しようとする鎖国的思考の表れ。(まあ、一部のHPを見るとそのマナー違反も相当ひどかったらしいが・・・)。日本人以外とのコミュニケーション自体を閉鎖し、我が勉強不足を棚に上げ平気でそれを押し付ける!!さすが国際社会で活躍する日本はすごいな(笑)。
    そのチョンマゲ保険会社とは一戦交えたい。

  4. それは嫌の一日でしたね!日本もそうですがアメリカも日本人にはマンションかさない。なぜなら契約書をキチンと理解できないから。なんてこともありましたよ。どこにいても頭の固いバカチンはいますね。
    その保険会社は英語バージョンの約款を作らないんでしょうかね?保険に関しては本当私も自分の保険を理解していませんね~反省!でも今度時間を見つけてキチンと聞いてみようと思います。その今度があやしいですが・・・

  5. 面倒なお客さんは避けたいんでしょうかねぇ...怒(・。・)怒
    英語約款作成のような面倒作業も避けたいんでしょうかねぇ...
    そういう人材いないんでしょうかねぇ...
    新たに雇うのもイヤなんでしょうかねぇ...
    各保険会社の対応、私も調べてみようかしら。
    それによって、どんな会社か本音が見えてきそう...

  6. みなさま、ポールの立場をわかってくれてのたくさんおコメント、本当にありがとうございます。ポールに読み聞かせたら、いたく喜んでおりました。
    「契約不可」の連絡が来たときは、その理由が本当に頭に来て、説明を受けても全く納得できなくて、昨日は、かなり荒れていました。ホントにそんなのってあり?!って感じで。
    当のポール本人は、日本ではこういうことはよくあることなので、特に驚いた様子はなく、「もう、慣れてるよ。外国人お断りってことでしょ」って感じだったのですが、私の怒りがおさまらなくて。。。
    よーすけさんの言うように、数年前の小樽の温泉の話を思い出しました。
    「英語を話す面接士をよこしてください」と言っても、「そんな人はうちにはいない」の一点張り。「あくまでも日本語で」の繰り返し。
    営業の人に文句をつけても平行線のままだったので、本社に電話して、きちがいと思われてもクレーマーとして戦ってみようと思っています。
    保険自体は、ここで無理に契約したところで、将来、告知義務違反とやらで、支払い拒否されても困るのでもう契約するつもりはありませんが、この対応については、明らかにおかしいと思うので。
    取り合ってもらえないとは思いますが、不愉快な思いをしたことだけは伝えたいと思っています。
    保険については、外資系をあたってみることにします。。。

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