外国人かどうかの判断の根拠。
日本では、「外見」がほとんど全て。そして次に話言葉。
ポールは、見た目、明らかに白人なので、即座に「外国人」と判断され、良かれ悪しかれ日本人と同じ扱いをされることはほとんどありません。
大抵の場合は、「外国人=日本語がわからないはず」と思い込んでいるので、「面倒臭い」、「関わりたくない」という苦手意識が先に立ってしまうようです。
買い物に行ったり、外で食事をする時にも、ほとんどの店員さんは、ポールが日本語で話しかけているにもかかわらず、助けを求めるかのように私の顔を見て、私に答えを返してきます。
これは、日本社会に溶け込もうとしているポールにとってものすごく屈辱的で、いつもかなり凹んでいます。
日本で生まれ育った私が、海外で最も驚いたのは、まさに逆のこと。
「見た目、明らかに外国人とわかるはずなのに、外国人とみなされない」こと。
初めて語学留学をしたフランス。選んだ場所はトゥール。決して国際的な大都市ではありません。
にもかかわらず、滞在中の数ヶ月間に、道を尋ねられたり、バス停で時間を聞かれたり、ということが何度もありました。
周りに、現地人らしき人がたくさんいるのにです。
ただ、近くにいた便利な人、それだけです。
私にとって、これは衝撃的!
だって、日本で金髪青い目の白人に時間を聞いたり、道を尋ねたりすることってまずありえないでしょ。聞く相手として選ばないでしょ?!
移民の多い欧米諸国では、外国人かどうかを外見で判断することはないということが理由だと後にわかったわけですが、これこそカルチャーショック。
ジロジロ見られたりすることも寂しいくらいありません。
そんな感じなので、見た目が違うと言っても、扱いは同じ。
当然現地の言葉を理解できること、同じように振舞うことが期待されるわけです。
そういう意味でいうと、日本の対応は極めて曖昧。
入国管理局のようなお役所では、外国人でも日本語が理解できることが期待され、その他の場所では、当然理解できないものとして無視される。
なんともご都合主義。
・・・と、国際結婚ゆえ日本について考えることの多かったこの1年でした。
来年もいい年でありますように!
ブログを読んでいただいている皆さんも2006年が素敵な年になりますように!
コメント
A happy new year!
あけましておめでとうございます。
→ ここで書いていいのかしら?^^;
この前はいきなりの書き込みで失礼しました。
個人的に、外国人に対する(特に見た目が違う外国人)慣れなさは東北アジアの特徴では無いかと思います。
時間がたって外国人がもっと増えたら慣れていくのではないかと…
今年も良い年になりますように…
宜しくお願い致します。
Haeyoungさん
明けましておめでとうございます。
ポールは、教室の改造に励んでいますが、何分ひとりっきりのDIYなので、思うように進まず、本人もかなり気にしています。
移転が完了次第体験レッスンを再開しますので、その時は、是非レッスンを受けてくださいね。
Haeyoungさんは、日本にいる外国人の気持ちがわかるので、ポールの良き相談相手になっていただけるのではないかと、誠に勝手ながら、是非生徒さんになっていただきたく、心待ちにしています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
{雪}雪かき大好きポールへ。
今週末の3連休で何か手伝えることがあったら、言ってくださいませ。
ドサンコノカクレガに『○日の○時に来い!』とコメントくれたら行きますよ~。
寒かったらポータブルストーブ持って行くよ。
よーすけさん、いつもありがとうございます。
この3連休は、ニセコにスノボに行く予定だったのですが、ポールが風邪を引いてしまいキャンセルです{ショック}。
インフルエンザでは無さそうなので大丈夫だと思いますので、体調がよくなったらまたお願いしますね。
ポールが「よーすけに電話する!」と申しておりますので、その際はどうぞよろしくお願いいたします。