住民票

区役所で正式に婚姻届を提出し、外国人登録をしているにも関わらず、住民票にポールの名前はどこにも見当たりません。

住民票を見る限り、私は完全に独身か未亡人。

初めて結婚後の住民票を受け取った私は、何かの間違いじゃないかと驚いて、すぐに窓口にクレーム。

私:「住民票に外国人の夫の名前がありません。」

区役所:「あ~、そうなんですよ。外国人の方は載らないんですよ。」

私:「そんなはずありません。外国人でも備考欄に記載されるはずです!(『ダーリンは外国人』で仕入れた俄か知識。でも、漫画で読んだとは言わない)」

区役所:「外国人の方が、世帯主の場合には、要請があれば備考欄に記載できますが、お2人の場合は、奥様が世帯主ですからね~。ご主人はどこにも記載されないことになるんですよ。」

私:「・・・」

日本社会で生活する以上、日本人の私が世帯主になっていた方が、いろいろな手続上、都合がいいだろうと私を世帯主にしただけなのに。

そんなわけで、ポールは住民票上、全くの「透明人間」に。

あざらしの「たまちゃん」が大人気だったとき、「ニシタマオ」で住民票交付?!なんてことがニュースになっていて、日本在住の外国人の方々が、「我々に住民票を!」と訴えていたことを今更ながら思い出しました。

たまちゃんは、動物。。。

ポールは人間。。。

なのに存在すら認めてくれないなんて、悲しすぎ。

コメント

  1. このような話題について語るときに、やはり色々と勉強しなければ・・・といつも思います。私が調べた限りでは、外国人に住民票を発行しても問題はないように思えますけどねぇ・・。単に制度改正されていないことに起因するものではないかと思います。”お役所仕事”の弊害では??
    この問題と同じように”選挙権・参政権”についても同じレベルで話題に出ることもありますが、これについては現在の日本の置かれている状況を考えると、・・・北朝鮮・中国・韓国問題・・・特に韓国に関しては”在日韓国人”の問題(歴史認識)等もあり、教科書・靖国などで内政干渉を受け続けている現状を考えると、難しいのでは・・と私は思いますが・・。これによって有利になる政党は法案成立に向けてがんばっているようですが。

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