今日は、旭川に住む叔父のお葬式でした。
大人になってからは、あまり会う機会はなくなっていたけれど、小さい頃、毎年お正月やお盆になると親戚一同集まっていて、いとこ同士も小さい頃から仲が良かった叔父さん一家。
柔道で鍛えた立派な体格を持ち、病気ひとつしたことがなくて、まさかこんなに早く叔父さんのお葬式に行くことになるとは全く思ってもいませんでした。
まだ58歳。その死は本当に突然訪れました。
単身赴任をしていた叔父は、先週の金曜日の夜、仕事から戻り、お酒とつまみをテーブルに用意して、電子レンジで、鶏のから揚げを温めていたようで、状況からいって、電子レンジの「チン」という音を聞いて、から揚げを取りに行こうと立ち上がった瞬間に首のあたりの血管が破裂して倒れ亡くなったようです。
離れて住む奥さんとは毎晩携帯で連絡を取っていたそうで、連絡が取れないのを不審に思った奥さんが、近所の人に頼んで家を見に行ったところ、中で倒れているのが発見されたそうです。
テーブルには、携帯が開いて置いてあったらしく、ちょっと一杯お酒を飲んだら奥さんに電話しようとしていたようで、まさか電話する前に自分が死ぬなどとは、本人が一番思ってもいなかったでしょう。
あまりにも突然だったので、涙に包まれた本当に悲しくて辛いお葬式でした。
取り乱して泣きながら遺体に話しかける奥さんと長男・長女。この一家の仲の良さを子供の頃から死っているだけに、本当に見ていられませんでした。
でもその一方で、残された家族の傍らで優しく寄り添い支えるそれぞれの新たな家族の姿がとても微笑ましく印象的でした。
叔父さんが亡くなったのは、本当に辛いことだけど、残された家族の長男には、美しい奥さんと小さな女の子が2人、長女には、素敵な旦那様と小さな男の子が1人、それぞれに新たな家族が生まれているのを見て、叔父さん一家の新たな明るい未来に何ともいえない幸せのようなものも感じたのです。
国際結婚のため、将来訪れるであろう国籍の問題や、教育の問題、その他もろもろのことを考えて、子供を持つということについては腰が引けていた私ですが、子供のいる家族って本当にいいな、未来に向かって行こうとする家族のあるべき姿なんじゃないかな・・・そんな風に考えさせられた1日でした。
コメント
若いなぁ・・・58歳・・・もう少しで仕事から離れて、自分の好きなことができる歳なのに・・。お会いしたことはもちろんないんですけど、残念です・・・。ご冥福をお祈り申し上げます。
”子供”の話ですが、子育ては確かに大変だと思います。子供が小さいときは、子供がいない時期に当たり前にできた事が出来ません。飲みに行ったり、温泉に行ったり、スノボに行ったり、カラオケ行ったり・・・。確かにストレスが溜まります。夕飯さえゆっくり食べられません。
<太><色:#ff0000>しかし!色>太>
大人になって何年も経つと、いつの間にか自分は”立派な大人”だと思いながらダラダラと過ごす日々が続いたりするものですが、子供が出来ると自分の”半人前”を実感できますw。子育てがこんなに大変で、楽しいものだと実感<色:#ff0000>させられる色>。
人によりその感じ方はあると思いますが、・・・・・
<太><色:#ff6600>子育ては本当に楽しい!!!色>太>
ウチは、まだ1歳ですが(汗)。
いや~・・・”ぎゅ~”っとすると癒されるんですよ~・・・(笑)。
ホント、お奨めです。
<色:#ff0000><太>注)部屋は大変汚れます。太>色>
58才って、本当にお若いですね。私のお友達も40歳代で亡くなった方が・・・残された家族もお辛いでしょうね。ご冥福をお祈りいたします。私もお葬式に出席するたびに自分の家族に置き換えて考えてしまいます。毎日悔いのない一日をと再確認します。
子供のことですが私も20代、主人共々仕事をバリバリしていた時に父に一言いわれました。「君はしらないかもしれないけど、お金は微笑みかけてくれないけど、子供は微笑みかけてくれるよ。お金と違う、とっても幸せな気分になれるよ。」と言ってました。その通りだと思います。でも今は子供だけじゃなく、その子供たちを見守る旦那のなんともいえない優しい顔も私を幸せな気分にさせてくれていますよ。
Saoriさんのお父様の、「お金は微笑みかけてくれないけど、子供は微笑みかけてくれるよ。お金と違う、とっても幸せな気分になれるよ」という言葉、とっても温かくて心に響きますね~。本当にその通りだと私も思います。
よーすけさんが、娘さんを可愛がっている様子も見ているだけに、子育ては大変だけど楽しいという言葉も本当に良く分かります。
部屋を汚されるのはちょっと困りますが(笑)、何ものにも変えがたい幸せを感じることができそう。
とはいえ、ポールはといえば、日本に「外国人差別を禁じる法律」ができるまでは、絶対に日本で子育てはしたくない!と言い張ってていつも話は平行線のまま。
この状況、なんとか打開せねば。
タイムリミット迫ってるんですもん!
『外国人差別を禁じる法律』w・・・。
うふふ♪なかなか手厳しいですな{りんごちゃんNG}
う~む、当分難しいでしょうねぇ・・・。
日本人の根深いところには”単一民族”の意識がありますからねぇ・・・。
日本人or外人(外国人というより外の人)みたいな感覚でしょうか・・・。
顔が似ている中国、韓国の人の方が親しみを感じる・・なんて、暴動が起きたり、靖国や教科書問題がクローズアップされるまで思っていた人も多いんじゃないかなぁ・・・。
ブログを立ち上げてから対中国、対韓国、対北朝鮮(反日三兄弟)について色々本を読んだりしましたが、その他の諸外国に比べ問題が多いのは明らかで、”韓流”などといって空港でキャーキャー言ってる場合じゃあないのでは・・・と思うのです。確かに朝鮮半島は日本から近く、韓国などは”焼肉・キムチ”が美味しくて日本人と近い顔をした人々が暮らす国・・・というぐらいしか知らない。
北朝鮮と聞くと”拉致”と思い浮かぶけど、韓国政府は日本よりも北朝鮮を支持しているのは明らか。韓国の若者で自分の歴史観を(間違っていても)語れ、反日の感情を持っている人も多いと聞きます。まあ、教育問題も大きいと思いますが。でも、日本人でそれを語れる人は少ない(私も含めてw)。
あれ?話がそれてしまったけど、日本人の勉強不足から来る問題はこれら近隣国との溝を深め、外国人差別を生む原因となっているのでは・・・と思ったのです。
すみません・・・訳の分らない話になってしまいました(汗)。
いえいえ、よーすけさんの言うこと、良く分かりますよ。
近隣諸国との間でも歴史認識にこれだけ大きな違いがあるのに、いわんや、ですよね。
私も以前、テレビ番組で、韓国と日本の若者に、お互いの国のイメージのアンケートを取っているのを見て、その違いに驚いたことがあります。
日本人は、韓国のイメージを「キムチ」「焼肉」と、のほほんと答えているのに対して、韓国人は、日本のイメージを「戦争」「侵略」という風にかなり厳しく、歴史認識で答えていました。
どちらが良いとも一概には言えませんが、両国の違いは教育によるところ大。
個人的には、自分の国の良いところも、悪いところも含めて真実を伝えるのが『教育』だと思っています。
故人のご冥福を祈ります。
>日本人は、韓国のイメージを「キムチ」「焼肉」と、のほほんと答えているのに対して、韓国人は、日本のイメージを「戦争」「侵略」という風にかなり厳しく、歴史認識で答えていました。
これはちょっと古い情報だと思います。
確かに韓国人に反日感情がない!と言ったらうそだと思います。(私さえもありますから…)
だが、今はそれを考える人よりは、どちらかというと進むべき目標として良い物を習おうという考えが多いです。
日本の文化も開放したし…
本で読む知識もすべてではないとのことも言っていきたいですね。
国に関する本は時に著者の主観が多く含まれてあるので、一つの意見として理解するのは良いが、それがすべてという考えをもつとそれがかなり危ないのではないでしょうかね。
後、顔が同じで親しみやすいと考える。
それは大きな間違いです。
日本で同じ外国人ならアジア系より西洋人の方がはもっと待遇が良いです。
特に日本語が出来ない場合は。
これが日本語を早く上手にしゃべるようになろうと思った要因にもなりましだが…
Haeyoungさんのおっしゃる通り、私がテレビで見たこの情報は、あまりに印象的だったので今でも覚えていますが、かなり古く10年くらい前じゃないかと思います。
最近はお互いの文化を認めようと前向きになっているのは、いろいろな分野で見て取れます。
>日本で同じ外国人ならアジア系より西洋人の方がはもっと待遇が良いです。
これは、ポールもよく言っています。
以前、「外国人だからという理由でバスのチケットを売ってくれなかった」という話をブログで書きましたが、チケットを買える順番は、日本人⇒西洋人⇒アジア系外国人だった、彼らの方がもっとひどい差別をされている、とポールが言っていました。
日本語ができるかどうかも重要なポイントで、ポールがはじめて日本を訪れたときは、「この国は言葉ができなければ、絶対に生活できない」と確信してすぐに出国。
国際化、国際化と声高に言っていますが、真の国際化はまだまだですね、日本は。
Haeyoungさんのおっしゃる通り、私がテレビで見たこの情報は、あまりに印象的だったので今でも覚えていますが、かなり古く10年くらい前じゃないかと思います。
最近はお互いの文化を認めようと前向きになっているのは、いろいろな分野で見て取れます。
>日本で同じ外国人ならアジア系より西洋人の方がはもっと待遇が良いです。
これは、ポールもよく言っています。
以前、「外国人だからという理由でバスのチケットを売ってくれなかった」という話をブログで書きましたが、チケットを買える順番は、日本人⇒西洋人⇒アジア系外国人だった、彼らの方がもっとひどい差別をされている、とポールが言っていました。
日本語ができるかどうかも重要なポイントで、ポールがはじめて日本を訪れたときは、「この国は言葉ができなければ、絶対に生活できない」と確信してすぐに出国。
国際化、国際化と声高に言っていますが、真の国際化はまだまだですね、日本は。