カタカナ英語の弊害2

言い尽くされていることですが、「V」や「B」、「R」や「L」などの発音を意識せずに、カタカナで発音する癖がついてしまうと、とんでもない誤解を招いてしまう場合があるので注意が必要です。

ある日のレッスン。生徒は5人。

30代のちょっと風変わりな男性が言いました。

「I took my dog to ベット」

これを聞いて、ほとんどの生徒さんは思ったでしょう。

「この男性は、自分の犬をベッドに連れていったのね、ま、優しい」。

ポールは違います。

英語で、これをそのまま理解すると、「ベッドに犬を連れて行く⇒ベッドで犬と・・・」(文章にはできません)。

ポールの頭の中は「???」

「いくら彼が少し変わっているとはいえ、まさか犬と・・・、しかもそれを皆の前で言うなんて」。という思いが頭の中をグルグル。

すると男性は続けました。「犬の具合がとっても悪かったので・・・」。

それを聞いてポールは思いっきり「ほっ」。
「良かった!そういうことだったのか!」。

「ベット」は「Vet」、つまり「獣医さん」。

その男性は、「自分の犬を獣医さんのところに連れて行った」と言いたかったのです。

「Bed=ベッド」と「Vet=獣医さん」は、カタカナではどちらも「ベット」。
ですが、意味は大違い。

冗談のような話ですが実話です。

彼の発音がいいとか悪いとかの問題ではありません。

これこそ「カタカナ英語の弊害」です。

いまだに、英語の本で、発音にカタカナを振ってあるものがありますが、本当にあれだけはもうやめてもらいたいものです。

確かに「V」や「B」、「R」や「L」の音の違いは日本語にはありません。

でも安易にどちらか近いほうで発音する癖を着けるのは「百害あって一理なし」。

私もいまだ努力中の身ですが、ひたすら練習あるのみです。

誤解を招くことのないように、発音の違いを意識して頑張りましょう!!

3 Replies to “カタカナ英語の弊害2”

  1. ほんと、そうですよね。
    仕事で日本人のお客さんと話す機会があるときメールアドレスや住所などのことになっていつも気をつけるのが
    Rをアール。
    Vをブイ。
    Wをダブリュー。
    Lをエル。
    Zをゼット。
    年配のお客さんに限っては、これらプラス
    Dをデイと発音します(笑)

  2. eri-ponさん、こんにちは。
    昨日ポールのところへレッスンに行くと、以前のように元気な顔で迎えてくれたので安心しました。よかったですね。
    今日も雪が降っていますが、どうか積もらないで!と願うばかりです。
    カタカナ語、本当に混乱しますよね。昨日たまたま見ていたテレビ番組、フィギュアスケートで世界初の大技に成功したアメリカのペアのことを放送していたのですが、その大技は「スロートリプルアクセル」というのだそうです。
    単純な私は、「ん?スロー?そんなゆっくりで三回転半ができるの?」って一瞬思いましたが、ペアの技ですもの、放り投げるほうのスローなんですよね。
    そうしたら、私の後ろで末っ子の息子が「スローって、あっちのスローかあ。紛らわしい。」とつぶやいていました。slow も throw もカタカナにしちゃうとスローなんですよね。
    で、私はいつも子どもに言ってます。英語にカナはふらないで!と。

  3. >ちィさん
    確かに。まるで区別していないですからね。
    年配の人ともなると・・・
    うちの親なんて、カタカナ自体、なんだか怪しいですもん。
    >Atsukoさん
    ポールのことご心配いただき本当にありがとうございました。
    あれだけひどかったのに、回復するときは意外と早かったです。
    スケートの技の話、本当によくわかります。
    確かにどちらもスローですよね。カタカナだと他に表わしようがないですものね。
    私も大学のときに、いかなる言語であっても、カタカナをふってある参考書は絶対買わないようにって、厳しく注意されていました。
    これからの子ども達には、カタカナでの英語教育は絶対して欲しくないです。
    強くそう思っています。

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