おかしなレッスン2

ポールが大手英会話学校で講師として働いていたときのおかしなレッスンの話、第2弾。

おかしなレッスン その3

60代の女性。

何を聞いても、全て日本語で長々と答えるその女性。

困り果てたポールが、

「英語では、それをどう言いますか?」

と言うと、いきなり怒り出して、

「英語はわかるんだから、英語で答えなくたっていいでしょ!」

この答え、どう考えても変。

しかも怒るなんておかしい。

この女性のためを思って言ったのに。。。

別に英語で答えたくないなら、答える必要はないけど、英会話教室に来てるってことわかってますか?

「じゃあ、なんで英会話教室に来たんですか?」

と私なら怒鳴り返して喧嘩になっていたことでしょう。

おかしなレッスン その4

30代の男性。

レッスン直前、日本人マネージャーから彼のレッスンについて、ポールに注意が与えられました。

「彼は質問されるのが嫌いだから、彼には何も質問しないように」

そして、レッスン。

自分からは一言も発言しようとしないその男性。

質問をしないように言われているので、もちろんポールは一切質問せず。

結局彼は、最初から最後まで一言も発しないままにレッスンは終了。

するとその男性、レッスン終了後、日本人マネージャーに

「レッスンで先生に無視された」

と大クレーム。

この反応にポールは、「?!」。

一体、この男性は、英会話教室に何を望んで来たのでしょう。

ポールは一体どうすれば良かったのでしょう。

日本に来てまもなく、こんな訳の分からない理不尽なストレスを与えられ続けていたポール。

『人間不信』ならずも『日本人不信』になりそう

ポールと付き合い始めた頃、ポールが私の言うことを本気で信じてくれず、不信感でいっぱいだったのは、こういう出来事が背景にあったからではないかと、今更ながら、思わず他人のせいにしてしまいたくなる私です。

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