ネイティブの英会話講師達が疑問に思う日本人に共通する英語のミス、というのがあります。
代表例は、「I angried」。
「私は怒った=I got angry」と言いたいというのはわかるのですが、1人や2人でなく、多くの日本人が、同じ間違った言い方をするので、これには外国人講師も本当に戸惑ってしまうそうです。
何故、このようなミスをするのかは、日本語を少しでも学んだことのある人ならわかります。
日本語で「怒る」は動詞。なので、本来は形容詞の「angry」を強引に動詞にしてしかも過去に変化させてしまっているのです。
「I did study」というケースも同じ。
「私は勉強した」なので、それぞれ一語一句対応した英語を使おうとすると、このようなミスをしがちです。
実際、このような言い方をすることもあるのですが、あくまでも強調する場合です。
普通は、「I studied」。
言葉が違う以上、一語一句の逐語訳は不可能です。
日本語⇒英語に翻訳する癖がついていると、なかなかこのようなミスを防ぐことができません。
一刻も早い、逐語訳からの脱却が必要です。
・・・なんて偉そうに言ってますが、私も反省しながら書いています。
逐語訳からの脱却の領域になど全く近づいてもいません。
英語で考えられる頭になったら、悩むことなんてないんです。
それが、なかなかそうならないから、辛い。
でも、いつか、英語で考えて、英語で話せる日が来ることを願って走り続けるしかありません。