ポールは、魚介類が全くダメ。
単純にダメというより、アレルギーに近いものがあります。
魚介類が食べ物として好きじゃない、というのに加えて、食べると、下痢と嘔吐で大変なことになるという体質的な制約もあります。
というわけで、我が家では、魚介類はご法度。
食卓に焼き魚やお刺身が並ぶ、ということはありません。
生でも、火を通してあっても、絶対ダメ。
寒い冬に、鮭が入った石狩鍋を2人でつつくこともできません。
かつおのダシさえもダメなので、結構気を使います。
匂いだけで嫌がります。
私の大好きな「かっぱえびせん」でさえ、私が袋の口を開けっ放しにしてポリポリ食べていたりすると、「魚臭い」と言って鼻をつまんでいます。
人間の味覚って本当に不思議。
あんなにおいしいのに。
以前、英会話教室の忘年会が居酒屋で開かれたときのこと。
メニューの中心はもちろん魚。
ポールが食べられるものは何もなく、唯一食べられる一品だった「鳥のから揚げ」を全部1人で食べたら、「ずるい」だの、「わがまま」だの、みんなに言われて、ひどく憤慨して帰ってきたことがありました。
全部食べちゃうポールも全く大人げないけど、お腹が空いているのに、他に食べられるものがなく、仕方がなかったのでしょう。
でも、不思議なことに、代表的なイギリス料理の「フィッシュ&チップス」に使われる鱈だけは大丈夫。
というより、大、大、大好物。
あまりにおいしそうに食べるので、「同じ魚なのに何故???」
俄かにポールの魚嫌いが疑われる瞬間がいつもここにあります。
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