アメリカン・アイドル

毎週水曜日夜9時からFOXチャンネルで放送されている『アメリカン・アイドル』が面白い。

2002年から放送されている、アメリカでは驚異的な高視聴率の公開オーデション番組。

最初はただのオーディション番組だと思ってちょっと小馬鹿にしながら見ていたんだけど、出場者のパフォーマンスが、素人とは思えないないほど素晴らしいのです!

今すぐプロデビューしてもおかしくない人たちばかり。

昔やってた、スター誕生や、ホリプロタレントスカウトキャラバンに出ていたような、ちょっとだけ歌のうまい素人丸出しの垢抜けないひとたちとはわけが違います。

さすがは、アメリカ。

自分をアピールする力が半端じゃない、と改めて考えさせられるこの番組ですが、私がすっかりハマッてしまったのは、出場者もさることながら、なんといっても審査員のひとり、イギリス人音楽プロデューサー、サイモン・コーウェンの辛口コメント。

ほかの審査員がノリノリでも、ただひとりサイモン(写真右)だけは、いつもしかめっ面をしているだけでなく、出場者が、プレッシャーの中やっとの思いでパフォーマンスを終えたその直後に、彼の口からは、

「今のパフォーマンスは最悪だった」、

「結婚式のひどいカラオケと同じだ」、

「こんなに下手な歌手ははじめてだ」、

「この歌は君には全くあってない」、

はたまた「笑顔が気持ち悪い」

などの辛らつな言葉が飛び出してきます。

サイモンの酷評とそれを批判する他の審査員の掛け合いを見ていると、これも番組の企画の一部なのだとは思いますが、とはいえ、本人や応援している家族の目の前で、ここまで本当のことを言うのはなかなか難しい・・・というか普通は無理。

見てる方はいいけど、言われた本人は本当にたまったもんじゃない。

この辛口批評家サイモン。

いまでは、ロンドンのマダム・タッソー蝋人形館にも登場しているそうで、「自慢の歌声を披露して、サイモンのコメントを聞くことができます。歌声評価マシンとつながったサイモン人形の口からは、本人顔まけの辛らつな批評が。誉めてくれることなど本当にまれです」と紹介されていました。

アメリカン・アイドルは、今、第5シーズンの残り3人まで進んでいて、もうすぐ優勝者が決まります。

放送は、明日の夜9時。楽しみ!