お洒落について

ヨーロッパに行くたびに、とっても刺激を受けるのが、ファッション。

グッチやプラダというようなブランドもののことじゃなくて、カジュアルでゆるい、普通の人々の、ごく日常のファッション。

札幌にもお洒落な人はたくさんいるし、東京に行くとめちゃくちゃ刺激を受けるけど、それは決まって、『頭のてっぺんからつま先まで』完璧な、全く隙のないお洒落な人を見かけたとき。

ヘアもメイクもネイルも完璧な、お金と手間隙をかけたスタイルの人を見かけると、同性ながらジッと羨望のまなざしを向けてしまいます。

・・・が、ヨーロッパで、素敵だな、と思わず見入ってしまうのは、日本とは全く逆の『ゆるさ加減』。

『GAP』か『ZARA』のものと思われる何の変哲もない黒のジップアップのニットにジーンズ、サンダルに無造作なポニーテール。

洗いざらしの髪に、胸元がぱっくり開いたカットソーや、ブラひも丸見えのキャミソール。

メイクもアイシャドウとチークにグロスだけ。

そんな感じの、ラフな気の抜けたスタイルなのに、なんだかとってもお洒落でうっとりするほど素敵。

しかし、この着こなし、日本人の私がやると、ただの手抜きにしか見えず、だらしないだけ。

どうしてここまで見え方が違ってくるのか?

私なりに考えた理由は、

まず第1に、日本でのファッションは、メイク同様「世間体意識」が強過ぎること。

以前、フランスで語学学校に通っていたとき、日本人か中国人か韓国人か、顔では見分けがつかないけど、「暑い夏にストッキングを履いているのは日本人だけだから、すぐに日本人は見分けられる」と話していたクラスメイトがいました。

自分に似合うもの、着心地のいいものより、「人前に出て恥ずかしくないか」が洋服選びの基準になっているような気がします。

自分の好きなものを自由に着ることができたら、もっとラフなゆるいファッションもサマになってくるはず。

そして、第2が『姿勢の良さ』。

とにかく、ヨーロッパでは誰もが姿勢よくカッコよく歩いています。

猫背の人など極めて稀。

ファッションを素敵に見せるのは、容姿以上に姿勢なのかも。

頭の小ささや、バランスのとれた身体では太刀打ちできるはずもないけど、姿勢なら矯正の余地あり。

チープなものでもお洒落に着こなせるよう、日々研究あるのみ。