今日は、ちょっと真面目にメール考。
ブログをはじめてから既に1年以上が過ぎ、今ではこのブログがきっかけで、まだお会いしたこともない方々とメールを交わすことができるようになった。
国際結婚やイギリスと何らかの関係のある方、ワンコ好きの方、たまたまブログに遊びに来てくれた方。。。
中には、家族や親しい友達からもいまだかつてもらったことがないような、丁寧で心のこもった長文のメールを送ってくれる方もいる。
メールをいただいたほとんどの方は、是非会ってお話したいと思うような方ばかりで、ブログで広がった世界に日々感謝の連続だ。
だから、飽きっぽいことを自他共に認める私でも、ずっと続けることができているんだと思う。
思えば、メールもブログも、世の中に一瞬にして広がった。
その浸透の早さは驚異的。
メールが一般的になった10年くらい前、私は、この『メール』というツールに完全に夢中になった。
時間もタイミングも選ばず、自由に相手に送ることができる。
国際電話だと料金が気になって、何度も電話したり、長時間話すことがなかなかできないけど、メールならわずかなお金ですむ。
電話をするほどではないけどメールなら、と思って軽い気持ちで送ったメールのお陰で、完全に終わったと思っていた友達との関係が復活したり、なんてことも度々あった。
信じられないくらい、いいことづくめだった。
心からそう思っていたので、会社の後輩に、
「本当にメールってすごい!年賀状だけのやり取りになってた昔の友達との関係が簡単に復活するんだもん」、と興奮気味に話しかけると、
その後輩はこうシビアに答えてくれた。
「確かにそうですけど、逆に、メールで関係が終わることもありますよね。送ったのに返信が遅いとか、返信が来ないとか。それがきっかけで、人間不信になったり、その人のことが嫌いになったりすることだってありますよね。字面だけだと抑揚が伝わらないから、誤解することもあるし・・・」。
そのときは、なんてマイナスな考え方なんだろうと思ったけど、もう10年以上メールを使っていると、その意味がよ~く分かってきた。
本当にそのとおり。
これだけメールが一般的になってくると、マナーが求められるようになる。
先日、会合を開いた大学の大先輩たち。会のメンバーは8人。
この会の幹事は私なので、いつもメールで連絡するが、その日のうちにほぼ全員から返信がある。
中には、おそらく道内でも5本の指に入るほど忙しい方もいるのだが、その人からの返信がいつも誰よりも早い。
おそらく誰よりも忙しいがゆえ、あとでゆっくり返信、などということができないから、一度メールを開いたらとにかく即レスで対応しているのだと思う。
返信はいつも短く、「了解しました」、「出張のため、残念ながら欠席」、「スケジュール調整中のため、追って連絡します」などだが、案内を送ったこちらはこれだけで十分だ。
「仕事を急いで仕上げたいときは、一番忙しそうな人に頼め」というのはよく言われるけど、暇な人ほど仕事を後回しにしてすぐに取り掛かろうとしないからで、それと同じことなのかもしれない。
私の場合は、親しい人であればあるほど、じっくり心を込めて書きたい相手であればあるほど、返信の内容を考えすぎるきらいがあり、レスが遅い・・・という致命的な傾向がある。
私にメールをくれる方の中には、「お忙しいと思うので、返信は気にしないで」などと気遣ってくれる方もいるが、決して忙しいわけではない。
悪友は、「メールの返信はくれないけど、ブログだけは更新してるよね」と皮肉ってくれる。
そう、そのとおり。忙しかったら、即レスしてるのだ。
言い訳にも何にもならないけど、ただ、どう書こうかと、ゆっくりゆっくり考えているだけなのだ。
反省を思いっきり込めて、メールはやっぱり即レスが鉄則だと思う。
そうそう、いったい私はメールについて何を言いたかったのか?
「メールのマナーはよく分かってるけど、レスが遅いのは忙しいわけではなく、ゆっくり時間をかけて考えているから。だからレスが遅くても嫌いにならないでね」
っていう勝手なお願いだよな、この流れ。
なんだか変なメール考になっちゃった。
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コメント
メールは偉大な力ですよね。
私はどんだけeriponさんにメールを励まされたことか。
返事のタイミングもあるけれど、私は内容が濃いeriponさんのメールが好きですよ!
本当に便利な時代ですよね。最近私の翻訳の仕事はメールのセキュリティに関する時代で、メールがなくなったら企業はどうなっちゃうんだろうってことばかり翻訳しています^^;
あと、↑のコレコレ札幌というHPとおすし屋さんの紹介ありがとうございます。とってもおいしそう。3月に帰ったら行ってみたいな。
そういえば、3月3日に帰省します~。
>yukarin
私もメールの力は本当に偉大だと思います。
励まされたり、助けられたり・・・。
携帯のメールでも、嬉しかったものは何度も読み返したり保存したり。
仕事でもいまやメールやパソコンのない環境なんて想像できないほどですものね。
面と向かってのコミュニケーションが減っているのはさびしい気もするけど、メールの力はやっぱり大きい。
と誰もが思っていると思っていたのに、ポールの故郷ダービーに住む彼の友人たち、いまだにダイアルアップなの。。。
古いものを大切にするにも程がある。。。