今日は、小学校教師で現在育児休業中の妹と久々のランチ。
11時30分に待ち合わせをしてステラプレイスへ。
ランチに選んだお店は6階『ステラダイニング』にあるワインバーダイニング『宙(そら)』(←詳しくは店名をクリック)。
我が3姉妹は、札幌駅界隈では、この『宙(そら)』が特にお気に入り。
以前、友人とこの店に食べに行ったときに、偶然、姉とその友達に会ったことがあるくらい。
姉妹ってテイストが似てくるから本当に不思議。
今日会った4つ下の妹は、同じ札幌市内に住んでいるにも関わらず、会うのは約1ヶ月ぶり。
日頃から電話やメールで連絡し合っているとはいえ、やっぱり会って話すのが一番。
生後9ヶ月の甥っ子のことやバブーのこと、旦那のこと、仕事のこと、将来のこと、・・・。
ずっと同じ家で育ってきたのに、今はそれぞれの家庭があって、生活がある。
妹の家のことは、私にとっては本当に別世界。
聞いているだけで、面白くってたまらない。
特に未知の世界なのが、いわゆるお舅とお姑さんとの関わり方。
私の場合、ポールの父親は彼が12才の時に亡くなっているし、母親はイギリスにいるので、日本での生活にお舅やお姑さんが登場することがない。
寂しい気もしないでもないが、世の中で言われるところの『煩わしさ』がないのは、むしろ歓迎すべきことなのかもしれないと思っている。
姉妹ゆえ、どんなことでも心おきなく話せる。
真っ昼間から、シャンペンとワインを飲んで、とにかくしゃべる、しゃべる。
どんなに時間があっても足りない。
とはいえ、さすがに土曜日のお昼時に長居するのは気が引けたので、別のお店に場所を移して、ゆっくりデザート・タイム。
残念ながら名前は忘れてしまったけど、ちょっと小洒落たアジアン・カフェで、同じく『ステラプレイス』の6階にある、いわゆる『オープン・カフェ』スタイルのお店に移動。
が、そこで事件?!が起きた。
私たちの席は、いわゆる『テラス席』で、通りを行き交う人と一番近い席。
すぐ近くを人が往来していることもまったく気にせず、トークに夢中の私たち2人。
すると、素敵な帽子を被った通りがかりの老紳士が、ニコニコしながら寄ってきた。
「ずいぶん楽しそうだねぇ。あんたたち、お友達?」とその男性。
「いえいえ、姉妹です」と突然話しかけられて、驚きながら答える妹。
「姉妹には見えないねぇ。似てないねぇ。あんたがお姉さん?」とその男性。
「妹です」と露骨に私を睨みつつ答える妹。
そんなやり取りのあと、その男性は私たちのテーブルに身を乗り出してこう言ってきた。
「私は会社を経営しているんだけど、もう息子に譲ってしまってね・・・。あんたたち、結婚してるの?」。
ナニナニ? 息子にどうってかい?!って、思いつつ、「2人とも結婚しています」と答えると、なんとその老紳士、「一人ずつ順番にこのあとデートしよう」と露骨に誘ってきた。
「渡辺淳一によると、人妻の方がいいっていうからね。人妻は秘密を守るから。だから、順番にデートしよう。『蟹将軍』か『氷雪の門』にこれから食事に行こう。私は毛蟹じゃなくて、タラバ蟹が好きなんだ。別に食事するくらいいいじゃないか」とかなりしつこい。
「もう帰る時間なので」と断ると、「無理強いはしないけど。そうか、駄目か、じゃさよなら」といったんは諦めて去って行ったその男性。
なのに、数分後、また舞い戻ってきて、もう一度同じお誘い・・・。
なんなんだこれは?! これって100%ナンパだよな?
ナンパなんていったい何年ぶり、っていうより、これだけ露骨なナンパってされたことあったっけ?!
齢70歳ははるかに超えていると思われるその男性。
その歳になっても、はるかに年下の女性を、なんの衒いもなく自然体でナンパするとは、『レオン』風に言うなら、『老艶雄(オールド・アデオス)』といったところか。
これから迎える高齢化社会。70歳といえども、まだまだ元気
こういうケース、この先まだまだ増えそうな予感。
さてさて、これは女性として嬉しいか、嬉しくないか・・・。
さすがに70歳を超えた男性に誘われて、「私ってもしかしてイケてる?!」なんて誤解することはない。
残念ながら、三十路をはるかに過ぎると、そこまで無邪気ではいられない。
微妙・・・、本当に、心から微妙・・・。
切ないような、応援したくなるような、なんともいえない不思議な気持ち。
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