今日は、仕事を終えた9時過ぎ、女4人で『わいんや』へ。
会社帰りにちょっと立ち寄るのにぴったりな、会社からも近くて、最近お気に入りのカジュアルなビストロ。
お店の雰囲気も暗すぎず明るすぎず、正統派のビストロという感じなので、デートよりも女性同士のおしゃべりに最適。
ひざ掛けなんかも置いてあったりして、とっても気が利いてる。
お料理は、どちらかというと少なめで、お上品な感じ。
盛り付けがとっても工夫されていて、見た目に美しくヘルシーなものが多くて、お味の方もかなりグッド
お料理もおいしかった、ワインもおいしかった・・・・だけど、何よりも、久しぶりの女4人でのおしゃべりがなんとも楽しい夜だった。
そのうちの一人、Aちゃんとお酒を飲むのは本当に久しぶり。
函館時代からの同僚で友人のAちゃんには、ポールのことも、結婚前からいろいろ相談してきたけど、おそらく日本で一番のポールの理解者は彼女。
日本人的思考より、むしろかなりヨーロッパ的な思考の持ち主で、いつもポールの考えをサポートしてくれていた。
数年前には、フランス旅行を一緒にして、ダブルベッドで寝た仲だ。
懐かしさで、Aちゃんとのフランス旅行の時のハプニング話になった。
帰国前日、彼女は、オンフルールからの電車の車内に、貴重品の一切を置き忘れてきた。
現金・クレジットカードはもちろん、帰りの日本行きのチケットや、パスポート、母親からもらったゴールドのネックレスなど貴重品のすべてが入ったバッグを忘れたのだ。
一等に乗って、他に乗客もなく、気を許したのが悪かった・・・。
気がついたのは、乗り換えたパリ行きのTGV(新幹線)の車内。
パリまで、停車駅はなし。
とりあえず、車掌さんに伝えると、「連絡して探しておくから、パリについたら、とりあえず駅事務所に行ってみて」。
パリに到着すると、駅の係員らしき人が私たち2人を出迎えてくれた。
「パスポートをなくしたのは君たちだろ?」。
他にも日本人はたくさんいるのに、なんで私たちだと分かったのか。。。
それはいまだに謎だが、「パスポートは見つかったよ!」との答え。
ただ・・・そこからが問題だ、さすがはフランス。
届けてくれるのかと思いきや、自分で最初の駅まで取りに行けという。
パリから軽く3時間以上かかる道のりだ。
まぁ、フランスで貴重品を忘れて、出てくるなんて奇跡に近い。
戻るのが面倒だなんてつべこべ言ってる場合じゃない。
とにかくすぐに取りに行かなきゃ!
自分の不注意を深く反省していたAちゃんは、一人で取りに行くと言い張った。
友達として、どう振る舞うべきか一瞬戸惑ったけど、彼女の度胸を信じて一人で送り出してしまった。
無事にバッグを受け取って戻ってくることを祈るのみ。
彼女が喜ぶように有名な『オイスター・バー』にディナーの予約を入れて、待ち合わせ場所でひたすら待機。
なのに、待てど暮らせど、彼女は現れない。
「何かあったんじゃ・・・」と真っ青になっていると、暗闇に、満面の笑みで両手いっぱいにブランド品の袋を抱えたAちゃんの姿が。
「一体、なにごと?!」。
なんでも、貴重品をなくした瞬間に、チケット代などもろもろで軽く30万円は失ったと思った彼女。
無事に取り戻したお陰で、30万円を得した気持ちになって、思わず、ブランドショップに立ち寄り買い物をしてしまったのだとか・・・。
やれやれ・・・。私の気も知らずに。
かなりの大物。
でも何故か憎めないから不思議だ。
彼女と旅行していたからこそのハプニング。
あの時は、生きた心地がしなかったけど、今となっては楽しい思い出。
そんなAちゃんと、「またパリに行きたいね!」という話になった。
あんなハプニングは、さすがに、もうごめんだけどね。。。
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