ゴールデン・ウィークに函館から帰省していた姉と、彼女のリクエストでいつもの『Φ（ファイ）』へ。
早い時間だったので、他にいたのは一組だけ。
姉妹トークとなると、遠慮がない分、異常に盛り上がるので声もついつい大きくなりがち。
そんなわけで、店内に知った顔がないかどうかは要注意。
顔見知りに会いやすいこのお店だけど、連休の間ということもあって、いつもよりお客さんが少なくて、ほっ。
暗めのライトや決して広くはない店内、落ち着いたマスター、控え目なソムリエールさん・・・。
いつもながら、この『隠れ家』に来ると、なぜかとっても落ち着く。
イタリアンは、というより、このお店のお料理は、本当になんでもおいしいけど、特に「カツレツ」が大好きで、最近は必ず頼んでしまう。
スプーンで簡単に切れるほど、お肉が柔らかくて美味。
麺好きとしては、もちろんパスタも。
シチリアのワインを飲みつつ語り合った、今回のテーマはもちろん『甥っ子』。
両家にとっても初孫となる『甥っ子』の威力は半端じゃない。
独身の姉は、すでに彼のために１０着近い高級ベビー服を購入しては、次から次へと貢ぎまくっている。
両家のジジ・ババは、頭の中が常に孫のことでいっぱいで、連休ともなると、はっきり言って取り合いに近い争奪戦を繰り広げている。
以前紹介した、伊藤理沙さんの漫画『女いっぴき、猫ふたり』の中の最初のストーリー『最近、親に捨てられた私』に、
「三人姉妹の長女なんか、孫の男、産まれたてに比べたらうんこです」
というのがあって、そのときは笑っちゃったけど、本当に嘘偽りのない事実だということを痛感。
甥っ子がそこにいる限り、父も母も、姉や私の話なんかまったく聞いちゃいない。
目は常に甥っ子の姿を追っている。
そんな事実を目の当たりにして、デザートを食べるまで、ひたすらお互いの傷を舐めあった叔母２人。。。
帰省しているにも関わらず、孫の存在によって、ほとんど構ってもらうことができず、外食する叔母２人。。。
かわいい息子を持った妹は、叔母２人で、こんな密会が開かれていることを、多分知らない。。。
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コメント
eriさん、なんかいいですね。
久しぶりに会った叔母二人がおしゃれなレストランでワインを片手に甥っ子の話。結局、叔母二人も甥っ子にぞっこんなのよね！
なんて幸せで暖かな光景。
私もEriさんの素敵な写真と上品な文章いつも楽しんでいますよ。それにしてもお姉さんは函館なんですね。何かと縁があるのですね、函館と。
こちらこそこれからも楽しみにしてます。
初孫ちゃんは、やっぱ何処の家庭でもアイドルなんですね～{ルンルン}
フフフ {ラブラブ}{ラブラブ}
じいちゃんばあちゃんたち、待ちに待った孫って所なんでしょうか？
（なぜってeri-ponさんの妹さんと私、歳が近そうな気がしたんです。ちなみに私は’７３年生まれです。）
うちの両親も孫を待ち望んでいたんで私が妊娠したと知った時はかなり喜んだらしいです。
母が早速孫のために絵本を送ってきました。。。
孫、まだ産まれてすらいないんですけどね～。
可愛いとついつい買っちゃうんでしょうね～（笑）
財布の紐が緩むババごころ。
親ってありがたいものですね～{YES}
＞Fuco&D坊さん
叔母２人も甥っ子にぞっこんですね。確かに。
あまりに注目を浴びているので、わがまま放題の自分勝手な子に育つんじゃないいかと今から心配です。
函館とは、本当に縁が深いです。
私が４年半住んでいて、転勤で札幌に戻ったと思ったら、今度は姉が函館に転勤になって、もうすぐ３年。実はいとこも函館に転勤と、不思議な縁がずっと続いているんです。
函館ならもう一回転勤になってもいいな。
>Ｒｉｅｔｊｅさん
こんにちは。
そうなんです。初孫ちゃんは、両家にとって初孫なので、もうスーパー・アイドルです。
妹は、７３年生まれ。Ｒｉｅｔｊｅさんと同い年。
仕事をしながら子育てなんて、どうなることかと心配していたけど、子育てがとにかく楽しいらしくって、いつもラブラブです。
両家の親とも札幌に住んでるし、孫を預かるのも大歓迎なので恵まれた環境ですよね。ホントに。
Ｒｉｅｔｊｅさんも、もうすぐ喜ぶご両親の顔を見ることができそうで、本当に楽しみですね。
オランダに送られてくる品々を見ているだけでも、嬉しさが伝わってきます。