ヨーロッパの人々の暮らしに欠かせないカフェ。
街を歩けば、至る所で優雅に時をすごす人たちを見かける。
おしゃべりに夢中の人、ただひたすら読書に耽っている人。。。
喧騒の中にいるのに、まるで、自分の家のリビングでくつろいでいるかのように、それぞれの人が独自の雰囲気を作り、楽しんでいる・・・、そんな気がする。
日本の喫茶店でよく見られるような、行くところがなくて時間をつぶしているような風情はまるでなし。
あえて、一人の時間を楽しむために、カフェに来ている・・・、そんな余裕がうらやましい。
ウィーンには、1700軒ほどのカフェがあると言われていて、その歴史も相当なもの。
その歴史ゆえ、『ザッハー』や『デーメル』など、ウィーンに行ったことがない人でも知っている有名カフェも数多い。
今回のウィーン滞在中、行きたいカフェはたくさんあったけれど、限られた時間、見たいところがたくさんあって、なかなかゆっくりお茶するという気分にはなれない。
でも、どうしても行きたいカフェが一軒だけあった。
それは、『ゲルストナー KHM』。
ウィーン美術史美術館の2階にある、知る人ぞ知るカフェ。
正面入り口の階段を上ったところに、そのカフェはある。
カフェを覆うドーム全体に施された繊細なレリーフ。
ただ、その空間にいるだけで、もう、もう、もう、なんともいえない優雅な気分。
頭上を見上げれば、
足元に目をやれば、
目線の高さは、
とにかく、全方位どこを見ても、豪華絢爛。
「雰囲気のみならず、味も折り紙付き」、と言われるスィーツを食べながら、しばしうっとり。
その後の観光、ヨーロッパの長い夜に向けて、フル・チャージ。
美術には造詣が深いわけでもないのに、このカフェに入りたいがためだけに、美術館の入館料として10ユーロ=1,700円を払わなければならなかったのは痛かったけど、その価値、絶対あり。
ウィーン観光の際には、是非!
思わずため息が出るほどの、まさに『魅惑のカフェ』。
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コメント
ステキですね~(>_<) 行ってみたくなりました。 そして生クリームも…すっすごいですね(笑) いつも楽しみにしてます♪これからもがんばって下さい!!
>ななさん
本当に素敵でしたよ~。
とにかくうっとり。
そう、生クリームも半端な量じゃないんです。まさに泡地獄。
日本人にはちょっと多すぎ。
ケーキは、2人で一個くらいがちょうどいい感じです。
これからもがんばりますので、遊びに来てくださいね!
ヨーロッパのたび報告にワクワクしています。
私もウィーン、ザルツブルグにいきましたよ!
ウィーンは物価が高くてびっくり!でも、高級感のある素敵な街でしたよね。ザッハトルテの発祥のカフェに行ったけれど、これまた高くてザッハトルテは断念した記憶があります。
ERIPONさんの1700円もかなり痛いですよね。
でも、おいしそう!ユーロパスでヨーロッパゆっくり回りたくなります。
お金と時間がほしいです~。
>yukarinさんへ
ウィーン、本当に高級感がありました!
どこもかしこも、さすが!って感じ。
華やかで気品があって。。。
私が現地で出会ったのはほとんどが観光客とはいえ、住んでいる人々の美意識も高く、街を愛する思いもかなり深い!
とにかく感動しました。
お金と時間があれば・・・まさにそこですよね。
私も今年、大奮発してしまったので、完全なる赤字。
ヨーロッパの夏は、特に旅行代金が高い。
お金に代えられない良さがあるとはいえ、かなりの痛手であることも事実。
宝くじでもあたんないかな。