プラスの引力

先日、ポールと一緒に3人で飲みにいったかずえさん。

彼女とは、函館時代に同じ英会話スクールに通っていたけど、彼女は日中、私は夜間のクラスだったので、実際にゆっくり話すのは2度目。

なのに、まったく2度目な感じがしなかった。

もう、昔からの知り合いのよう。

会った瞬間から思いっきり打ち解けてしまう同級生的感覚。

「この人ならなんでも話せる」と思わせる、不思議なオーラを持った人。

私は、そんな「壁のない人」が好き。

昔から単純だったけど、ポールと生活するようになって9年。

単純度がアップ。

日本人同士のように、細かな心の機微を読み取ることができず、私たちの間に『以心伝心』が存在しないことを悟ってからは、お互いはっきり物言いをするように。

その方が、単純明快でいい。

母国語が異なるもの同士、ただでさえ言葉に若干の壁があるのに、心にまで壁をつくったら大変。

心に溜める・・・ということはしない。

とにかく、お互い思ったことは口にする。

それが悪いことでも、いいことでも、その言葉をお互い真剣に受け止める。

その影響もあって、なんでも明け透けに話してくれる人、あるいは、私にそうさせてくれる人に人間的魅力を感じる。

やたらと秘密を持ちたがる人や、憶測ばかりで話す人、駆け引きを好む人や裏表の激しすぎる人は「壁」を感じて、どうしても仲良くなれない。

この辺の嗅覚はかなり鋭い方だと思うけど、人と仲良くなるっていうのは、会う頻度じゃないんだと、かずえさんのような人に会うたびに思う。

大好すきなドラマ『SATC』や、フランス、イギリスの話などで、共通項が多いのはもちろん、会うと、いろんな意味で刺激を与えてくれるところが彼女の大きな魅力。

まず驚かされるのが彼女の行動力。

東京に遊びに行ったときに、以前からファンだったというライフスタイルプロデューサーのパトリス・ジュリアンさんの家を、アポなしで訪問したというのだから驚き。

家に招き入れてもらったうえ、今では、奥様ととてもいい友達付き合いをしているのだとか。

少しの勇気が、人生に大きな収穫をもたらした好例。

そんな話を聞くと、なんだか勇気が沸いてくる。

私も、憧れのあの人に会えるかも!

ちょっとだけ勇気を持てば、新たな世界が開けるかも!

そんな気持ちにさせてくれる。

『プラスの引力』って、きっとこういうこと。

私もそんな人になれるように、かずえさんを見習わなくちゃ。

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