『I love you』の重み

先日の飲み会に集まったメンバーは、大学が同じで、外国語に興味を持っている人ばかり。

大学時代に、私はフランス語を、私以外の人たちは、たまたま全員中国語を専攻。

習得した言語を職業にしている人もいて、外国語の話になることが多い。

このときも、話の流れで、各国の『I Love you』事情の話になった。

たとえその国の言葉を知らなくても 『I Love you』 をあらわす言葉だけは多くの人が知っている。

フランス語の  Je t’aime.(ジュテーム)

ドイツ語の    Ich liebe dich.(イッヒ・リーベ・ディッヒ)

このあたりは、その代表格。

中国語で、『I Love you』をあらわす言葉も、中国語を学ぼうとするときに、真っ先に覚えようとしがちな言葉だけど、ほとんど使わないから、教える必要もないし、覚える必要もないくらいだと、その場にいた人たちが揃って力説。

それは日本語の「愛してる」も同じ。

余程、恋に落ちやすい人じゃない限り、「愛してる」なんて、なかなか使わない。

この言葉を使いたくなる相手は、一生に一度現れるか、現れないかくらいのとっても稀なケースだと思う。

そう思いながら、みんなの話を聞いていたら、突然、話が国際結婚をしている私に振られた。

イギリス人の男性は、『I love you』って、よく言うんでしょ?

この質問は、よく聞かれるけど、それは、イギリスも同じこと。

とっても重い言葉なので、実は、なかなか耳にすることはできない。

違うのは、英語圏やヨーロッパでは家族や親友に対してはよく使われているということ。

そのせいか、その重みが誤解されているのだと思う。

家族のように、本当に心から 愛している人に対しては、もちろん『I love you』と言うけど、男女間においては、本当に愛していると思うまでは使わないもの。

たとえデートを重ねていたって、周囲も認める彼氏・彼女の関係になっていたって、なかなか言われることはない。

この言葉を聞けたら本物。

だから、初期の段階から、この言葉を多様すると、逆に不誠実な感じがして、いい印象は与えない。

何度もデートを重ねて、この人なら、と思った段階でやっと発せられるのが、この言葉。

私も数年前、ポールに初めて言われたときは、うれしかったというよりほっとした。

やっと言ってもらえた。。。

時間がかかっただけに、心からそう思い、正直なところやっと安心した。

お互いの心がやっと通じ合えたと思った瞬間。

以来、付き合い期間を入れると約10年。

これまで、この言葉を聞いたのは、ほんの数回だけ。

多分、片手で足りる。

しかも、いつも酩酊状態。

シラフで言われたのは、最初の一回だけ。

そんな重みのある言葉。

ポールいわく、『一度言えばわかるでしょ。何度も言う言葉じゃない』。

英語圏の人を好きになっても、『I love you』は軽々しく使わないこと!

「ここぞ!」という時だけ。

そして、よくお互いを知りもしないのに、何度も言う人には要注意。

真剣であればあるほど、誠実な人であればあるほど、なかなか言葉にできないはず。

それだけ重みのある言葉。

性格や個人差の問題もあって、断言はできないけど、一般的にはそう扱われている言葉・・・のはず。

「人を愛する気持ち」は、世界中、どこの国でも変わらないけど、 表現の仕方や重みは違う。

『I love you』からはじまった文化考。

経験談がごく限られているだけに、真偽のほどは?!

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“『I love you』の重み” への3件の返信

  1. そうそう、英語圏に行った女の子がよく忠告されるのが、
    「I love youを始めから言う男性は信用するな。」ですよね。
    映画やドラマみたいにいつも”I love you”って言って
    ベタベタしたり、甘い言葉を言っている人ばかりではないんですけど、そう思われがちですよね。
    実際ドラマみたいな人もいるみたいですけど。
    私は出会って3年くらいたった頃に一度言われたことが
    あってやはり嬉しいよりホッとした覚えがあります。
    「今日は素敵だね」みたいな褒め言葉もほとんどないので
    おかしいんじゃないかと日本人の知り合いから言われて
    確認してみたこともありました(笑)。
    自分はそういうのに慣れてないからごめんというのが
    答えでした。イギリス出身の人でしたね。
    お国柄も多少は関係するかもしれないですけど、
    やっぱり人それぞれだと思うんですけど。
    昔の話でした(笑)。

  2. >Joyceさん
    そのイギリス出身の人、ポールととっても近いものがあります。
    ポールもほとんど褒めてくれたりすることがないので、私も最初は、欧米の人は、もっとお世辞が上手なんじゃないかと思っていたのでびっくりというか、ちょっと寂しい気がしました。
    でも、だからこそ、たま~に、いい事言ってくれると、なんだかとっても嬉しかったり。。。
    嘘じゃないな・・・って思えるし。
    先日も、「私、太ったよね?」って聞くと、「そうだね。太ったね。でも、過剰に気にすることないよ。ただの年齢のせいだよ。周りを見てごらん。みんなお腹出てるよね。直視しなきゃ」ですって。
    「そんなことないよ~」という答えを望んでいた私は、がっくり。
    でも、事実は事実。
    嘘はいらない。
    それが私の望んだパートナー。

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