最近、なんだかとってもブルー。
変わりやすい秋の天気のせいか、枯れ葉舞い散る物悲しさのせいか、なんだかここんとこ気持ちが晴れない。
誕生日を迎え、またひとつ年を取ったせいかもしれない。
こうして、あっというまに日々が過ぎて、毎年、年を取っていくのか。。。
なんて、しんみりしていたところに、ある人物紹介の新聞記事の写真が目に留まった。
カウンターで微笑む見たことのある初老の上品な女性。
いや、見たことがあるだけじゃない、絶対に会って話したことがある!
そう思って、よくよくその記事を読んでみると、あの日のことを思い出した。
2年前のある日、地下鉄に乗っていたとき、向かい側に初老の素敵な女性が座った。
なんとなく目が合って、お互い軽く微笑んだ。
すると、その女性は、微笑みながら、向かい側に座っている私の方に移動してきて、ニコニコしながら話しかけてきた。
「あなた、お仕事してるの?ワインバーに興味ないかしら?」。
その女性は、すすきのにある老舗のワインバーのオーナーで、お店で働いてくれる人を探していて、お店を手伝ってくれないかと誘ってきたのだった。
これが、すすきののど真ん中や飲み屋で話しかけられていたら胡散臭く思ったと思うけど、日中、しかも地下鉄の中で、その女性はウォーキング・イベントの帰りでジャージ姿だった。
降りる駅が一緒だったので、少し立ち話をした。
私は、仕事もしているし結婚もしているので、夜働くことはできないと伝えると、その女性は、「それじゃ、旦那さんと一緒にお店に遊びに来て頂戴。うちのお店は、外国人のスタッフが多くて楽しいのよ」と名刺をくれた。
楽しそうな外国人スタッフたちとの写真も見せてくれた。
なんでも、海外に行くことが多く、親切にしてもらった縁で、日本に住む外国人のことをとっても気にかけ、自分が所有するアパートに何人も住まわせているとのことだった。
残念ながら、その後、お店には一度も行った事がないけど、夫がイギリス人の私にとっては、お導きとも思えるお誘いが、とっても印象に残っていた。
そして、何より、その女性が、なんともいえない柔らかい上品な雰囲気をたたえ、本当に素敵な女性だったことが忘れがたい記憶となっていた。
記事によれば、その女性は、御年78歳、銀座や札幌のクラブで働き、「44年もすすきのの盛衰を見てきた」人らしい。
その記事を読んで、あの日の記憶を鮮明に思い出し、あんな風に素敵に年を取ることもできるんだってなんだか元気が沸いてきた。
弟子入りすべき?!
運命の出会い?!
ね~、バブー、どう思う?
なんだか、また、あの女性に会って、ワインを飲みながら元気をもらいたくなってきちゃった。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。楽しんでいただけたら、
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コメント
eri-ponさん、大丈夫ですか?心配です{グズン}
誰でもブルーになるときがあるので、そのうちにハッピーな事が訪れますよ{ハッピー}
そのオーナーさん、とっても素敵な方ですね{キラリ}
eri-ponさんがおっしゃるように、運命の出会いなのかもですね{ラブ}バブーちゃんは何て言っていますか?U^ェ^U
それから、とっても綺麗な紅葉ですね{もみじ}米子の山もだんだんと黄葉してきました。紅葉するのもそんなに遠くないですね!今からとっても楽しみです{ルンルン}
>ヒロリさん
ご心配いただいて恐縮です{ごめんなさい}
あまりにブルーなので、今週末は、ポールと派手に飲もうかとたくらんでいるところです。
バブーは、私が外出すると一人ぼっちにいるので、基本的に私の外出には反対!の姿勢です(笑)。
米子の山も黄葉してきましたか!これからが楽しみですね。
毎朝、色鮮やかになっていく木々に癒されていたのに、札幌はすでに枯れ木になってきちゃいました{汗}
ワインバーに行くなら、是非ご一緒させていただきたいですわ{YES}
お久しぶり、
素敵に年齢を重ねたいって、
女性の永遠のテーマでしょうかね。
いい年のとり方をした方は内面から滲みでてくるものがありますもんね{キラリ}
明日、本社へ試験を受けに行きます。
課題の論文と格闘、寝不足でお肌ボロボロです{BOO}
早く開放されて、
おしゃべりとワインを楽しみたい~
今度、そのお店へ連れていってねー
>びーなすさんへ
お久しぶりです!
本社での試験はどうでしたか?
論文・・・なんて、聞いただけで倒れそうです。
バリバリの営業ウーマンとして、ますますのご活躍。
その輝きは、同性ながら羨ましいばかりです。
是非、赤ワインには、最高の季節!
ゆっくり飲みに行きたいですね。
その日を楽しみにしています。