今日は、朝からものすごいショックを受ける出来事があった。
先週金曜日の朝、いつもの公園でお散歩をしていると、初めてみるかわいいキャバリアのわんこが飼い主さんとやってきた。
同じ時間に集まるわんこたちは決まっているので新しい子が来るとすぐわかる。
私もバブーも、興味津々。
バブーは鼻キスでご挨拶。
私は、手の匂いをかがせてから、背中を軽くなでてあげて、「かわいいね~」ってご挨拶。
いつもの朝の光景。
だったはずなのに、その直後、悲劇は起きた。
たくさんわんこがいた中の、一匹のわんこが、その子に向かって数回吼えて、追いかけ始めた。
それぞれの飼い主さんが2匹を引き離して止めようとしたけれど、止められない。
そのうち2匹は、飼い主さんを振り切って、広場の外に飛び出してしまった。
ただならぬ飼い主さんたちの叫び声に、私は、ただ呆然と見つめているしかなかった。
こういうことは、たまにある。
追いかけ、逃げるのはわんこの本能。
ただ遊ぼうと思っただけなのか、お互いに何か感じるものがあるのか、興奮したわんこたちが激しく追いかけ走り回る光景は何度もみたことがある。
でも、いつもなら、それぞれの飼い主さんが自分のわんこを抱きかかえて、きつく叱りながら広場に戻ってきてたのに、この日は、結局、2人も2匹も戻ってはこなかった。
私も仕事に行く時間が近づいてきたので、「どこまで行っちゃったんだろう」と気になりながらも、お散歩を切り上げ、家に戻った。
そして、今朝、どうしても気になってた先日の出来事の顛末を聞いた。
追いかけた方のわんこは、広場を出たすぐのところにとどまっていたけど、追いかけられたキャバリアのわんこは、そのまま逃げ出してしまい、飼い主さん2人で、しばらく公園の周囲を必死で探したのだけど、結局見つけることができず、見つかったら教えてほしいと電話番号を交換して、その日は別れたのだそう。
そして、その後、キャバリアの子の飼い主さんから、「公園から遠く離れた場所で、交通事故で死んでいるのを発見した」伝えられたのだそうだ。
この話を聞いて、ショックのあまり絶句。
心臓がドキドキして、血の気が引いていくのを感じた。
発見した場所は、その子の家のすぐそばで、おそらく恐怖心から家に帰ろうと必死で逃げ回っていたと想像できる。
年齢も名前も聞かなかったから、ただの想像でしかないのだけど、まだ生まれて間もない子で、お散歩に慣れていなかったのかもしれない。
わんこに吼えられたのも初めてで、とにかく怖くてたまらなかったのだろう。
「お散歩」というわんこにとっては最大の楽しみの瞬間が、悲惨な出来事に変わるのを目の当たりにしてしまった衝撃は本当に大きい。
まさか、あのあと、小さな命を失ってしまうような大変なことになっていたとは、想像もしていなかった。
今さっき背中をなでてあげたときの、やわらかい感触も手に残ってる。
なのに、こんなことが実際に起きてしまうなんて。
死んでしまったわんこの短い命や、飼い主さんたちのショックを考えると、心が苦しくて、苦しくてたまらない。
これから楽しい思い出をたくさん作れたはずなのに。
本当に他人事じゃない。
わんこを飼っている人なら、いつ誰に起きてもおかしくないこと。
パニックになると、飼い主が名前を呼ぶのも聞こえなくなる。
わんこたちに罪はない。
バブーだって例外じゃない。
これまで、幸運にも、大きな事故にいたるようなことはなかったけれど、逃げ出しそうになって「ひやっ」としたことは何度かある。
守ってあげられるのは飼い主しかいない。
そのことをしっかり肝に銘じておきたいと思う。
車のない安全な天国で、同じように悲運にあってしまったわんこたちと元気に走り回っていてくれますように。
本当に悲しい。。。
悲しすぎて、悲しすぎて、また涙が。
頭からしばらく離れそうにない。
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コメント
鳥肌が立ちました。死んでしまったというとこを呼んで涙がでました。。
一番つらいのは飼い主さんだけどかわいそうでなりません。。
その子が天国で元気に暮らしていることを願います。
みみも同じくヒヤっと経験はあるし交通事故でなんて死なせては
いけないと思うけどそうだから事故というわけだしわからないですもんね。
ぽちは生きててくれるだけで感謝してるので大事にします。
その子のご冥福をお祈りします。
なんて悲劇なんでしょう。亡くなったいきさつを目の前で見ていたらいっそう衝撃も大きいです。小さな縁ですが亡くなったワンちゃんの御冥福をお祈り致します。
とっくに御存じとは思いますがうちの犬が行方不明になった時警察に届けておきました。諦めていた所7時間後警察から預かっているお宅があるとの電話が入りました。天にも登る心地とはその時でした。これって「遺失物届け」なんでしょうか。
わんこを飼っていたら、散歩は必須。
そんな悲しい事が、身近な行動の中で起こってしまったなんて。
コメしようとしたけれど、言葉が見つからなぃ。
亡くなられたわんこのご冥福を祈らずにはいられません。
初めまして。
いつも拝見させていただいています。
悲しい出来事ですが、
犬の考えは、人間には理解不能です。
パニックになった犬を止めれるのは、命綱のリードしかありません。
ドッグランでもないのに、
ノーリードにする飼い主の責任でもありますよね。
僕から見たら逃げろと言わんばかり。
飼い主の声ひとつで止められるなら、話は別です。
いろいろな犬種もいる訳ですから、
リードは命綱でもあり、飼い主との意志を伝えるものでもある認識を、考え直して欲しいです。
今回の事故では、わんこの飼い主として本当にいろんなことを考えさせられました。
加害者側になることもあるし、被害者側になることもある。
わんこの本能はとめられないから、飼い主がきちんとコントロールしてあげなければならないと。
「うちの子にかぎって」は通用しないことを痛感しました。
こんな悲劇が二度と起きないように、祈るばかりです。