ちょっと疲れ気味のときは、いつもより早めにバブーを抱えてベッドルームへ。
疲れを取るにはとにかく睡眠が一番。
だけど、そんな夜に限って、バブーがなかなか寝てくれない。
私と遊びたくてたまらないバブーは、大好きな犬のぬいぐるみを持って、にじり寄ってくる。
寝る前に、本や雑誌を読むのが毎日の習慣。
どんなに疲れてるときも、わずか数分でも、活字を読まずにはいられない。
それが私にとってはとっておきの睡眠薬になる。
なんとか邪魔されず、静かに本を読みたい私が、「バブー、もう寝なさい」、って布団をかけてあげても、目をらんらんと見開いたままじっと見てる。
完全に拗ねてる。
ものすごい『ぶーたれ顔』。
バブー、お願い、もう寝てって祈りながら、目は本へ。
ときどき、ちらっ、ちらっと本の間からバブーを見ると、まだ見てる。
やっぱり見てる。
「だって、まだ全然眠くないんんだもんっ」
しゅんとした顔を見て、罪悪感。
・・・とはいえ、遊んであげる気力もなし。
また明日ね。
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