すぐ近くに中学校があるので、お散歩中、登校途中の女子中学生の集団に会うことがよくある。
そんなときは、もう大変。
バブーを見て、きゃーきゃー、わーわー大騒ぎ。
「真っ白~!」「かわいい~!」「ふわふわ~!」
わんこよりも人間が好きな人懐っこいバブーは、すぐに反応して、笑顔を振りまき、尻尾を振るので、女の子たちがまた大喜びして注目の的。
愛犬が「かわいい、かわいい」と喜ばれているのを見るのは、もちろん悪い気がするわけはないけど、最近、耳を澄ませて女の子たちの会話を聞いていると、「やばい!」という言葉が多いのに気がついた。
「見て、あれ。超やばくない?!」
「嫌がってる~。やば過ぎっ」
一番、「やばい」が登場するのは、何よりバブーが歩いているとき。
「ねぇ、ねぇ、あの歩き方、超やばくない?!」
「やばい、やば過ぎ」
最初は、胴長短足でガニ股のバブーの歩き方が不恰好でおかしいって笑われてるのかと思ったり、「もしかして足でも怪我して変な歩き方してる?!」って慌てて調べたりしたこともあったけど、女の子たちの表情を見ているとどうもそうじゃないらしい。
尻尾をぴーんと立てて、ぷりぷり歩く後ろ姿に対して、「(可愛くて)やばい」と肯定的な意味で使ってる。
「不恰好で変」という否定的な意味なら、よっぽど意地悪な子じゃない限り、飼い主の私に聞こえるような大声で言うはずがない(と信じたい)。
「やばい」という言葉。
本来悪い意味で使われていたはずだけど、最近は、おいしい料理を食べたときに「(おいし過ぎて)やばいっ!」、面白い映画を見たときに、「これ、(面白すぎて)やばくない?!」なんて、言い方をするのをよく耳にする。
その頻度から言っても、もしかしたら今は肯定で使うことも結構多いのかもしれない。
最悪の時にも「やばい」、最高の時にも「やばい」。
否定と肯定、両方で使われる、不思議な言葉。
そんなことを思っていたとき、お友達わんこのモコちゃんに遭遇。
バブーの歩く姿はすっかり見慣れてるので、「やばい」と思うことはないけど、モコちゃんの歩き方は、「マジで、やばい」。
ぷりぷり、もこもこ、(可愛くて)やば過ぎ。
そして、本日のおまけ。
寝起きのバブー。
(癒され過ぎて)超やばい。。。
読んでいただけたら、
↓
人気ブログランキングのクリックをポチッとしていただけると嬉しいです。
コメント
若い人にとっては「やばい」という言葉はいろんなニュアンスに使えて便利がいいんでしょうね。
erikoさんの「やばい」の使い方(的確すぎて)”やばい”じゃないんでしょうか?
先日、朝の電車で2人の女子高生がしゃべっていましたが、
彼女たちの会話はほとんど
『超○○』『死ね』『キモイ』『ヤバイ』の4種類のボキャブラのみで
成り立っていました。
言葉には流行りもあるし、わたしが高校生だった頃も
こんな感じだったのかしらと思いつつ、
それでも耳障りな言葉に朝からイライラしました。
以前にも増して、女の子の使う言葉が汚くなっているようで
本当に聞き苦しいです。
そう思うようになったこと自体が、わたしも年を取ったのかな、なんて
思ってちょっとフクザツな気分でもあります。
>YASUさん
「やばい」の使い方、お褒め頂き光栄です。
正しいですか?!
使い慣れない言葉を使うのはなかなか難しいですね(笑)。
若い人たちによって、言葉は、変わっていくことを実感中。
私なら、それって「いい意味、悪い意味?」って聞いてしまいそうですが、実に小気味良く会話していて、思わず聞き入ってしまいます。
>のんちゃんさん
同感です。
女の子の使う言葉が明らかに汚く、乱暴になってきてますよね。
でも、思い起こせば、私が高校生の頃も、親世代は同じことを心配していたような気がします。
若い子の言葉使いに対して、不愉快に感じたりするのは、それだけ年を取ってきた証拠、世代間格差が生まれてきた証拠なのかもしれませんよね。
本当にそう考えると、かなり複雑な気分になりますね。。。