曇り&雪。
今朝は、まったく色のない白黒世界。
もちろんカラー写真で、何の加工もしていないけれど、見渡す限りのモノトーン。
そんな景色の中で、一際目を引くのが公園にある高い丘のてっぺんにある木。
白黒の世界でこの木を見るたびに、いつも思い出すのが、小学校の頃、国語の教科書に出ていた『モチモチの木』。
「まったく、豆太ほど臆病なやつはない・・・」で始まる物語。
挿絵の切り絵が迫力満点で、とても印象的な、想像力を掻き立てるような物語で大好きだったことをよく覚えている。
この木は、その挿絵に出ていた『モチモチの木』によく似ているような気がして、なんとなく懐かしい思いがこみあげてくる。
夜、家の外にあるせっちん(トイレ)に行くのに、隣にある木が怖くて、いつも「じいさま」を起こして、一緒についてきてもらっていた主人公の幼い豆太。
「じいさま」が大好きな臆病豆太。
臆病バブーが、豆太に見えてくる。
「ばあさま、ばあさま」
「どこ行くの?どこ行くの?」
超のつく怖がりで、「ばあさま」(=私)が一緒じゃないとどこにも行けない臆病バブー。
『モチモチの木』と豆太(=バブー)。
雪が深くてボール遊びが出来ない代わりに、白黒世界で絵本遊び。
『モチモチの木』のテーマは『勇気』。
もしお散歩中に、雪の中で私が倒れたら、バブーは勇気を出して、ちゃんと私のために誰かに助けを呼びに行ってくれるんだろうか?
無理かなー。
無理だろうなー。
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コメント
こんにちは!また遊びにきました。
モチモチの木!雰囲気あります!覚えてます!確かにこんな感じでした♪内容はあまり覚えてないのですが、あの絵の印象が強烈に残ってます。
ワタシのお気に入りは「ベロ出しチョンマ」でしたが、同じ作者でしたかね?なんか絵は一緒だったような・・・
いつもバブーちゃんはカワいいです♪
同じ札幌なのに、どうしてこんなにも風景が違うのでしょうかね?とてもステキな写真です。
今日も「ポチ」させていただきます。
「モチモチの木」!なつかしい~あの切り絵、すごい印象に残ってます。
確かに そういう雰囲気漂ってますね~
子供の頃、大好きな絵本ってたくさんありました。
どろんこハリーとか、木の上に家を作る話とか。
あと、よく覚えてないけど、空にぷっかり浮いたモコモコ雲の上に
乗って寝そべってる絵本とか・・
あーなんか、またいろいろ読みたくなってきました{本}
>azureさん
遊びに来ていただいてありがとうございます!
晴れた日の雪景色は本当にキレイですが、この日のように白黒の世界も風情があってなかなかいいものです。
白黒のせいで、景色全体が切り絵に見えてきて・・・。
「ベロ出しチョンマ」は知りませんでしたが、調べてみたら、同じ作者・同じ切り絵でした!
やっぱり挿絵が印象的!
>ちとりんさん
なつかしいでしょ~。
こういう、白黒のダイナミックな切り絵の挿絵があったんです。
絵本って、大人になってから読むと、また違った感想を抱いて面白そうですよね。
子供の頃は、まったく理解していなかった、作者の深い思いや問いかけが、今なら理解できそうな気がします。