個性って?!


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毎週日曜日の夜、ポールと2人で楽しみに見ているFOXチャンネルの「アメリカン・アイドル」(←詳細はタイトルをクリック)。

全米のオーディションを勝ち抜いてきたアイドルを目指す若者たちのオーディション番組。

毎週、違うテーマの歌をそれぞれが披露し、4人の審査員が批評、その夜に行われる全米の視聴者による電話投票で、一番投票数の少ない1人が毎週脱落していって、最後に残った人が、「アメリカン・アイドル」になる、というシンプル極まりない番組なのだけど、数年前からポールも私も夢中。

ずば抜けて歌が上手いとはいえ、最初はみんなど素人のはずなのに、回を追うごとに、プロ並みのパフォーマンスを見せるようになり、ルックスもどんどん磨かれて行く。

「DJ ケオリ~」の解説がいまだに耳について馴染めないけれど、その変貌ぶりが面白くて、とにかく一度見始めたら止められない。

待ちに待った今シーズンの、日本での放送分もそろそろ終盤を迎え、いよいよ盛り上がってきたところで、先日、ネットサーフしていたときに、うっかりアメリカ発の情報を見てしまい、すでに優勝者がわかってしまったのは不覚だったけれど、結果がわかっていてもなお楽しめるのが、この番組のすごいところ。

この番組を見ていると、アメリカでとにかく重視されるのが、「個性」なのだということがよくわかる。

「個性がない」、「印象に残らない」・・・と、「個性」がない参加者は、審査員にバッサバッサと斬られ、どんどん落とされて行く。

「個性」って一体なんなんだろう、とふと思う。

辞書によると、「個性」とは、「個人または個体・個物に備わった、そのもの特有の性質。個人性。パーソナリティー」。

そうならば、「個性」のない人なんていないはず。

周りの人たちを見ていても、みんなそれぞれ「個性的」。

周囲の人を例に挙げるのは難しいけれど、わんこたちだって同じく、みんなそれぞれ「個性」がある。

昨日会ったトイプードルのぷーちゃんは、いつも抱っこ抱っこをねだってるし、

いつもはおとなしいレオくんは、ボールがあると別犬のように活発になる、

今日会ったベリーちゃんは、とにかくおっとりしていて大人。

みんなそれぞれ特徴があって個性的。

バブーは?!

どんなわんこの前でもゴロゴロお腹を見せるところとか、

嫌なことははっきり拒否するところ、

きっとそれが、バブーの個性、バブーのパーソナリティー。

だから、人間でも犬でも、「個性がない」って言うのはおかしいと思う。

アメリカで言うところの個性っていうのは、「押しの強さやアピール力」っていうことなんだと思う。

「アメリカン・アイドル」を見ていていつも感心することがある。

参加者は、審査員たちから、時に立ち直れないほど酷評される。

大勢の観客や視聴者の前で、聞くに堪えないような言葉で、こっぴどくこきおろされる。

それでも、しっかりと前を見据え、「OK、OK」と頷きながら話を聞き、その言葉を受け止めている。

私よりはるかに年若い人たちなのに。。。

いつも、この人たちって、どんだけ神経太いんだろう・・・って、いい意味で感心してしまう。

アメリカでは、逞しくなきゃ生き残れない、ってことなんだとよくわかる。

「個性」=「逞しさ」なのかもしれない。

見習いたい。

そんなことを考えながら見ているこの番組、次の日曜日が待ち遠しい。

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コメント

  1. アメリカンアイドル時間がある時に見てます^^
    サイモンのあの酷評、私が言われたら泣いてしまいますよ…
    でも、参加者は強いですよね~全然動じない(笑)酷評の後ににっこりと自分のナンバーを言う仕草なんて、本当強いと感じてしまいます。
    個性を主張できるって素晴らしいことですね!!
    でも、たまに見る、ちょっと「おお(汗)」と言う感じの人はやっぱりビックリしちゃいますけど…。それでも、めげない、そんな心の強い人間になりたいです(笑)

  2. ホントにあのアピール力はすごい。
    オーディション番組なのに、もうタレントのような立ち振る舞い
    ですよね。聞かれたことには一言ではなく自分の考えやそれこそ
    ”個性”を入れながらうまく返すのはなかなか私たちにはできない
    ことだなぁと思います。
    それがアメリカの教育なんでしょうか。
    ただ、予選は見ていられないです。
    自分がどれだけひどいか分かっていないというのがすごいです。
    これも、アメリカの教育かしら(笑)。
    どれだけひどくても褒め讃えるので、自分が才能がない、
    本当の事を言われているのに信じない。
    それもやっかいだな~と思います。
    色んな面が見えて面白い番組です。

  3. >のりピコさん
    同感です!
    あんな風に酷評されたら、泣いちゃいますよね。
    やる気をなくして辞退するとか。
    なのにみんなしっかりアドバイスを聞いて、翌週に活かしてるところとが本当にすごいと思います。
    その一方で、実力もないのに、根拠のない自信に満ち溢れてる人がやたらと多いのも驚きで。
    最初のオーディーションの頃なんて、アメリカ人って、みんなこうなの?!って自己主張の強さに本当に驚いた記憶が。
    性格の違いか、教育の影響か・・・。
    いずれにしても「心が強い」というのは大切なことだと思うので、いつも見習いたいと思っています。

  4. >Joyceさん
    そろそろファイナルが近づいてきて、毎週欠かさず見ていますが、最後の方になると、もうプロ!ですよね。
    本物の歌手かタレントのような振る舞いと貫禄。
    あんな短期間にあそこまで変わるのも見ものですよね。
    ただ最初の頃は、本当にひどい、のひとこと。
    見てられない、聞いてられないパフォーマンスがほとんどなのに、みんな自信に溢れてて傲慢で・・・、思わず審査員に同情してしまいます。
    やっぱり教育の影響「大」なんでしょうね。

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