父の四十九日の前日に、雪道で転倒して股関節を骨折、1ヶ月以上入院していた母が、先日無事退院しました。
66歳になる今も、薬ひとつ飲むこともなく健康そのもので、誰よりも姿勢が良く、同年代の女性より一回り大きかったはずの母が、杖をついてすっかり弱々しく、涙もろくなってしまったのを見るのは娘としては切ないけれど。。。
父がいない家でひとりぼっちで過ごすより、病院で他の患者さんたちと一緒にいる方が寂しくなくていいかも?!なんて、良い方向に考えようと思っていたけれど、なんでも自分でしてきた母には、入院生活は耐え難いものだったらしく、同室の患者さんの話によると、「いつも窓の外をじーっと見つめているその背中がとにかく寂しげでたまらなかった」、とのこと。
四十九日が終わったら、お世話になった人たちに挨拶に伺おうと思っていたのに、ずっと不義理をしてしまっていること、家や車などの相続関係の手続きがすべて中途半端になったままのこと、その他いろんなことが気になって、一刻も早く退院することを願っていた母。
ようやく念願が叶って、笑顔。
「術後1ヶ月もすれば、元の歩行能力に戻りますよ」、なんて、お医者さんはいとも簡単に言っていたけれど、すっかり臆病になってしまった母の場合は、普通にスタスタ歩けるようになるには、まだしばらく時間がかかりそう。
それでも、杖とマジックハンドを駆使して、不自由だけど気ままな自宅での生活を楽しんでいる様子にちょっとだけ「ほっ」。
退院の日、東京に住む姉ファミリーからは、見たこともない高級フルーツの詰め合わせが届き、
溺愛している甥っ子のトトからは、
スペシャル・ケーキのプレゼント。
そして、DIYが得意なポールは、階段、トイレ、玄関などなど至るところに、手すりを取り付けて、母の生活をサポート。
家族みんなで、退院をお祝い。
もちろんバブーも。
雪がすっかり解けて、暖かい春が来て、桜が咲く頃には、杖なしで歩けるようになりますように♪
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コメント
退院おめでとうございます{花束}
手すり付けるとか大変なのに凄いデス{パチパチ}
バブーたん、カワユスです{ラブ}
退院おめでとうございます!
お母様入院中もおうちのこと心配されていたのですね。
でも、家にもどれてよかったですね。
家族愛の強さを感じて、すごくうらやましいです。
くれぐれも、無理なさらないようお母様にお伝え下さい!
私の母も今は一人暮らしだけど、なんでも一人で頑張ってしまって、一人娘としてはもっと甘えてくれてもいいのに、なんて思いますが、私が甘えたままだから、いけないのだと反省しています。