巨大地震から一夜が明けて

巨大地震から一夜。

こうして無事に翌朝を迎えることができるのは、決して当たり前のことではないんだと痛感させられた昨日の大地震。

いつもは寝つきのいい私も、さすがに眠れず、夜中もずっとテレビをつけたままニュースを見ていました。

春がすぐそこまで来ているとはいえ、まだまだ寒い3月に、家や家族の無事を祈りながら寒さに震えて避難所で過ごしている人たちや、もしかしたら今もまだ瓦礫の下で助けを待っている人がいるかもしれないと思うと、暖かい部屋でテレビを見ているだけの自分が申し訳なく、いたたまれない気持ちに苛まれながら・・・。

地震と津波がもたらした、すさまじい被害。

「無残」としかいいようのない瓦礫と泥だらけの被災地の映像。

家や家族、今まで大切にしてきたものすべて、誇りや夢までも、一瞬で流されてしまう。

夫と娘2人が生き埋めになり、「ひとりになっちゃった」と泣き崩れる女性、「言葉にならない」と涙で顔をくしゃくしゃにしている高齢の男性・・・。

見てるだけで涙が溢れてきます。

こんなことが起きていいものかとやり場のない怒りを感じる一方で、でも、これが現実に起きていることなんだと、ただただ呆然とテレビ画面を見つめるだけの1日。

携帯のメールがようやく送受信できるようになったのは、今日の夕方のこと。

札幌でさえそんな状況なのだから、被災地では今も携帯がつながらず、安否確認できずに不安な時を過ごしている方も多いでしょう。

被災地の一日も早い復旧を、そして、亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りいたします。

これ以上、被害が拡大しないことを祈りながら、今夜もずっとニュースを見ています。

コメント

  1. 置き去りにされるわんこやにゃんこがほとんどの中。愛犬のコーギーを抱いて津波に流された家から救出されたおとうさんとおかあさんの映像を見たときは涙が止まりませんでした(T_T)。

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