巨大地震から4日。
今日も一日中、どのテレビ局も地震の様子を伝え、思わず目を覆いたくなるような大津波の映像や瓦礫だらけの街、家族や家を失って途方にくれる被災地の人たちのインタビューが次々と流れています。
あちらこちらで津波で流されたと見られる数百人単位のの遺体が見つかり、津波の次は、専門家でもなす術がない原発の爆発に日本中が怯える日々。
そんな日本の様子は、BBCやCNNでも、トップニュースとして扱われ、イギリスからはポールの安否を気遣う電話やメールが何件も来ています。
ポールが日本に住んでいることは知っていても、日本のどこに住んでいるかまでは知らない友人たちも多いので、電話の声は緊迫感に満ちていて、いつもの「お久しぶり~、元気?」といったのんびりした挨拶もなく、電話に出るなり「ポールいる?!」。
BBCやCNNといえば、海外ニュースで伝えられている被災地の様子は、日本で伝えられているものと視点が違って、「悲惨さ」と同時に「希望」も多く伝えられています。
たとえば、こんな大災害の最中、なんの争いもなく、食料品店に押し入るでもなく、きちんと列に並んで買い物をしている様子を見て、CNNは、驚きとともに被災地の人たちの自制心の強さをすばらしいことだと称賛。
津波でめちゃくちゃになった家を見に来たところで、記者に「ここに住みますか、それともここを離れますか?」と尋ねられた初老の男性が、「まだ基礎はしっかりしてるから大丈夫」と気丈に答える姿には、ポールも感動して、すぐにその話を教えてくれました。
日本のニュースでも、数日ぶりにようやく再会できた家族や、震災の最中に生まれた新しい命の話題など明るいものも出てきて、そんな希望を持てるニュースを見るとほっとします。
炊き出しでおにぎりを握っていた女性が、離れ離れの家族や家を気遣いながら、「私はもちろん、家もなくして、家族と連絡が取れてない人もたくさんいるけど、それはみんな同じなの。でも、泣いてばかりもいられないでしょ、だから前向きにならなきゃってみんな頑張ってるの」と答えるインタビューを見たときには、その強さ、生きる力、助け合う思いやりの気持ちに涙が出ました。
被災地の人たち、救助に関わる人たち、原発に関わる人たち、そしてその家族のみなさん、夜も眠れない日々が続いていることと思います。
こんな時に「希望を持って!」なんてことは簡単には口に出来ないけれど、日本中が今、自分に何かできないかと、自分にできることは何かと問いかけ、応援しています。
夜明けの来ない夜は絶対にないのだから。
この先、元の生活に戻るまでどのくらいの時間がかかるのか想像もつかないけれど、とにかく頑張って欲しい。
うまく言葉にできないけれど、テレビを見つめ、ただただそう願うばかり。
コメント
朝も早から、コメントです。。。
目が覚めたので、気になっていたことを調べていました。
それは、やはり被災したペットたちのこと。
すると、ウジ・・失礼、フジテレビで流れた2匹の大型犬の様子。
かなり弱っている犬を、もう一匹が必死で守ってる様子。
2匹とも、地震とあの津波の中を生き抜いた犬たちですよ・・
痩せてしまい、震えてるように見えました(T_T)
<コレ書きながら、わたくし泣いております
何人もの視聴者が
心を締め付けられるような思いでこの放送を見たようで、
その後、テレビ局にメールや電話を入れたそうです。
すみません、
感情的になった状態で一気にコメントしてしまいました。。。
私も早くからコメントです。
かぁりーさんと同じです。昨日の二匹の犬を見て
胸が締め付けられてなんとかしてあげたい。助けてあげたい。
あの記者に近づいてきた犬はきっと助けを求めに来たんだよ。
弱っている友達を助けて!と。ただカメラにおさめるだけではなく
その状況を報道するのが大事かもしれませんが、目の前にいる
弱っているものに水の一杯もあげてほしかったです。
人間でさえ食べるものが不足しているのに犬にあげるものなどない
と思う人もいるとおもいますが、犬だって猫だって他のいろんな命あって生きているもの助けて下さい!!と。何かしなきゃと思っても今すぐ駆け付けることが出来ない自分にいら立ちを感じています。
私も感情的になってしまいごめんなさい。
取り合えず犬達の餌を送ってあげようと思いましたが集荷できませんと
言われました。
してあげられる事が見つかりません。
ごめんなさい。