映画『星守る犬』

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映画『星守る犬』の試写会に行ってきました(←詳細はタイトルをクリック)。

去年の11月に原作の漫画を読んで目が腫れるほど号泣(その時のことは2010年11月3日のコチラの記事「たまらないほど犬が好き」)。

今年、映画化されることがわかっていたので絶対観たかったこの映画。

やっぱり泣けました、またしても泣きました。

もうやばいくらい。。。

ストーリーを知っているだけに、内容を思い出しちゃって、ほとんど最初から最後までミニタオルを握り締めたまま泣きっぱなし。

自分でもそうなることは覚悟していたので、ティッシュペーパー5個、ミニタオル2個をバッグの中に忍ばせて、お友達のトイプードル、モコちゃん・ママと一緒に観に行って、ふたりでメイクがほとんど流れ落ちるほど号泣。

でも、泣いた、泣けたと言っていると、ただのお涙頂戴ものの動物映画と思われそうだけれど、この映画の凄いところは、そうじゃないところ。

もちろん犬がメインではあるけれど、そのストーリーそのものは現代の日本が抱える社会問題がテーマ。

リストラ、熟年離婚、孤独死、無縁社会・・・。

何ひとつ悪いことをしたわけでもないのに、ただ真面目に生きてきた、正直で優しくて、不器用な大人が、理不尽な世の中で次第に生きにくくなっていく姿があまりに切ない。

仕事も家族も友達も、「おとうさん」から離れて行ってしまったけれど、子犬の頃から可愛がってもらっていた愛犬のハッピーだけは、「おとうさん」から最期まで決して離れようとはしなかった。

考えさせられるのは、「犬と人の絆」、そして、「人と人との絆」。

大切なものは何か、幸せって何か。

映画を観終わった時、犬を飼っている人は、もっともっと愛犬を大切にしよう、一緒に時間を過ごしてあげよう、もっともっと遊んであげようと思うはず。

家族がいる人は、もっと思いやりを持って接しよう、今ある幸せを大切にしようときっと思うはず。

来週、6月11日(土)公開。

大きな盛り上がりこそないけれど、いい役者達の抑えた演技で静かにたんたんとストーリーが進み、心にジーンといつまでも残る映画。

試写を終えて会場を見回すと、顔を涙で真っ赤に泣き腫らし、シートに座ったまま放心状態で立ち上がれない中年男性の姿が・・・。

是非、期待してもらいたい映画、お薦めです。

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コメント

  1. すごく観たいのです。
    でも、泣くのわかっているし、だから、本すら読めなくて・・・。
    eri-ponさんのブログを読んで、観てみたいと思いましたが、やはりだめです。
    本当はね、映画を観て、愛犬、家族と向き合うべきなのでしょうが・・。
    北海道ロケのシーンも観てみたいけど。

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