愛犬とのベストな関係を築くための3要素は、「運動・規律・愛情」だと、カリスマ・ドッグトレーナーとして有名なシーザー・ミランが言っていた。
「愛情・愛情・愛情」だけでもダメ、「運動・運動・運動」だけでもダメ、どのひとつが欠けてもダメ。
必要なのはこの3つ。
このブログでも何度も書いているけれど、彼の番組、ナショナルジオグラフィックチャンネルの「原題:Dog Whisperer(ザ・カリスマ ドッグトレーナー ~犬の気持ち、わかります~)」、は本当に凄いのだ。
吼える、噛み付く、歩かない・・・、どんな問題犬も、シーザーがあっという間に矯正。
何年もの間、愛犬の問題行動に悩まされているアメリカ各地の家庭をシーザーが訪問。
わずか1日で、犬と飼い主、両方の問題点を改善して、良好な関係にしてしまい、シーザーの前ではどんな問題犬も理想的な愛犬の姿に早変わりする様はまさに「マジック」。
「えぇ~っ!すっご~い!」
特に驚きなのは、愛犬が問題行動をしている時、飼い主がどんなに叱ってもまったく言うことを聞かないのに、シーザーが毅然とした態度である言葉を発すると、ぴたっと問題行動を止めること。
その言葉が、「ピシっ!」または「プシっ!」。
彼は犬の名前を呼んで叱ることは絶対にしないのです。
「No!」とか「Stop!」でもなく、吼えたら、「ピシっ!」、噛もうとしたら「ピシっ!」、強い表情で言う、それだけ。
バブーの問題行動は、家の中から窓の外にいる犬を見た時に猛烈に吼えること。
外にいるときには、一部のわんこを除いてほとんど吼えることはないのに、家の中にいるときは、ほとんどすべてのわんこ相手に気が狂ったように激しく吠えかかる。
もうひとつは、気分が乗らないと「歩かない」。
散歩コースが気に入らない、もっとお散歩していたい、帰りたくない、そんな時は、全身で踏ん張って、断固拒否。
ポールも真似をしました。
私も真似をしました。
吼えたら、「ピシっ!」、止まったら「ピシっ!」。
でも、バブーには全然通じないのです。
シーザー曰く、叱る時に必要なのは、言葉や音ではなく、飼い主の毅然とした「エネルギー」。
目を見て「本気だぞ!」と伝えるとなお良し・・・というのだけれど。
ポールも私もまだまだ「エネルギー」が足りないようなのです。
とはいえ、時には、さすがのカリスマ・ドッグトレーナーでも手を焼く犬もいて、そんな時は彼も傷だらけ。
それでも、「人間が屈服しては絶対にダメ!人間がリーダーだと教え込むことが何より大切!」と飼い主に諭します。
「運動・規律・愛情」の3要素が揃ってはじめて、精神的に穏やかな犬になるのだと。
バブーを飼い始めて5年。
運動は100点、愛情は200点。
規律は・・・50点以下。
「叱るのはかわいそう、などと思っては絶対にダメ。規律を知らない方が犬にとっては不幸」、というのはシーザーの言葉。
毎回番組を見るたびに、反省。
明日こそ!
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