「ないものねだり」。
「ない物を欲しがること。実現できないことを無理に望むこと」。
親に教えられたのか、自分で理解するようになったのか定かではないけれど、「ないものねだり」は良くないと、物心がついた頃から思っていた。
・・・それが、最近になって、「ないものねだり」をするようになっている自分にふと気づく。
仕事からの帰り道。
夕食の時間帯に住宅街を通ると、いろんなところから、ぷ~んと夕食のいい匂いが漂ってくる。
このお宅の今夜のディナーは、「さんま」かな、「カレー」かな・・・、なんて思いながら通り過ぎる。
お父さんとお母さんがいて、子供たちがいて・・・。
そんな賑やかな明るい家庭に憧れる。
ダンナもいるし、愛犬もいる。
仕事は面白いし、一緒にいると楽しい同僚や友達もたくさんいる。
日々の生活になんら不満はない。
むしろ充実感に満たされて、慌しく日々が過ぎて行くのはとっても幸せなことなのだと思う。
だけど、ふと・・・、本当にふと・・・、子供がいたら、どんなに楽しいかな・・・なんて思ってしまう時がある。
「ないものねだり」は人間の習性。
そう思いながら、世の中には同類がたくさんいるはずと思ってネットで検索していると、出会った回答。
お題目は、「人間の『ないものねだり』」について。
「経済的に欲しい物は買えます。そのため物欲が無くなります。
私はハゲですが「毛根を育てるより、毛根なんてなくてもいいと言う『心』を育てたい」と思えるようになりました。
年齢を重ねると『身の丈を知ります』。少なくとも47歳の私は、『ないものねだり』はしません」。
あっぱれ!!
私もまだまだ甘かった。
人間、生きて行くのに必要なのは、その意気、その心持ち!
大変勉強になりました。
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