目の話

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ご心配をおかけしていたバブーの目。

まだちょっと充血していて、涙目で、いつもよりウルウルしているような気がするけれど、ちゃんと開けられるようになったので、きっともう大丈夫。

点眼治療を続けて、今週土曜日にもう一度病院で診てもらう予定。

今日もいつものように元気にお散歩して、食欲もモリモリ。

ボール拾いも問題なし。

目の調子が最悪だった時は、お散歩中も痛そうにほとんど目をつぶったまま、鼻だけピクピク動かしている状態だったので、目が開けられるようになっただけで、かなり安心。

たとえバブーの目が見えなくなったとしても、私がバブーの目になってお散歩する覚悟はできているけど、年齢的にはまだ早い。

「目」といえば、先日、遅ればせながらスカパーで観た映画『スラムドッグ＄ミリオネア』（←詳細はココをクリック）。

日本でも話題になった、言わずと知れた2009年のアカデミー賞受賞作品。

映画の感想をひとことで言うと、「ショック」。

映画の中に描かれている、今も現実にあると思われる世界があまりに悲惨で救いようがなくて、のほほ～んと日々を過ごしている私には、刺激が強すぎて辛すぎる、そんな映画。

舞台はインドのスラム街。

あまりに残酷で衝撃的だったのが、悪いオトナがスラム街から小さなコドモを連れてきて歌を覚えさせ、盲目の歌い手にして物乞いをさせるために、健康なコドモの目を潰すシーン。

タイやインドネシアを旅行した時にあちこちで見かけた「物乞い」。

手足がなかったり、子連れだったり・・・。

同情を引くために、わざとそうしているケースもあると聞いた。

上を見ればキリがないし、下を見てもキリがないのが人生だけど、『スラムドッグ＄ミリオネア』を観た後は、「今のままで充分幸せ！」、そう思わずにはいられない。

ずっと前から行きたいと思っていながら、いまだ行ったことのないインド。

いつの日かインドに行く機会に恵まれたら、「あれは過去の話」と思えるような国になっていることを願うのみ。

バブーの「目」の話から、インドの話に発展・・・。

今は、「目」のことでとにかく頭がいっぱいなのです、ハイ。

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