義母から婿たちへのラブレター

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「60歳のラブレター 絆(きずな)」という本が、今月NHK出版から発売されました(←詳細は本のタイトルをクリック)。

「60歳のラブレター」企画は、住友信託銀行が、2000年11月22日の(いい夫婦の日)から夫婦のラブレターの募集を開始して以来、毎年行われている企画。

11年目を迎える今年は、「夫婦のラブレター」と合わせて「家族へのラブレター」の募集も。

毎年、応募された作品の中から150~160編が選出され、1冊の本にまとめられているのだけれど、今回発売された本の中には、5,444通の中から選出された私の母の作品も掲載されることに。

本を開いてみると、載っていたのは最終ページ。

タイトルは、「ステキな3人の婿殿へ」。

母から、私たち3姉妹のそれぞれのダンナ様へあてたラブレター。

私の夫、ポールへのラブレターをちょっとご紹介。

「次女の婿殿ポールへ。大きな青い目に高い鼻、娘とお手てつないで、『お母さんポールです。イギリス人です』と紹介され、『あっ私英語しゃべれない』と慌てたが、日本語が通じて「ああよかった」遠くて寒い北海道へウェルカム。大工仕事が得意で、足を骨折して不自由になった私のために階段の手すりや、玄関前のデコボコ道を二ヵ月かけて直してくれた意気込みには涙が出るほど嬉しかったです。~(中略)~。トンカツとポテトが大好きで、『ママおいしかったョ』と太い腕と厚い胸板でハグされると母はうっとりしちゃいます」。

自分の応募作品が活字になって出版されて、ニコニコ嬉しそうに見せてくれたこの本。

先週、実家に遊びに行った時に、母の作品を「へぇ~、3人の婿殿たちのこと、そんな風に思ってたんだ~」って心の中で「くすっ」と笑いながら読み終えて、ぱらぱらと本をめくって他の作品を読み始めてみると、涙腺の弱い私は、数分後には涙が。

短い手紙にこめられた家族への想い。

失くした妻や夫への手紙、障害を抱えて産まれた息子への手紙、早くに失くした両親に代わって育ててくれた叔父さんへの手紙・・・。

胸がジーンと熱くなるような作品に涙し、なんて素敵な愛情溢れる夫婦なんだろうと嫉妬(?!)し、家族の絆の強さに感動し・・・。

そんなラブレター160編が詰まった本。

本の帯に書かれている作品、夫から妻へ。

「本当に、君と出会えて良かった。ただ今、午前0時35分、君の寝息を聞きながら、とっても幸せな気分でこれを書いています」。

結婚して20年以上経って、こんな風に思ってもらえるなんて、なんて素敵なご夫婦なのでしょう。

20年後にこれ以上のラブレターが書ける夫婦を目指したいものです。

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コメント

  1. 素敵な本ですね~
    そしてお茶目なお母様ですね!!
    私の娘にはいつになったら、優しい旦那様が現れるのかな?笑う
    erikoさんのお店情報楽しみにしてます。。

  2. ラブレターの本に掲載されたのですね。
    お母さまの気持ち、とても素敵だと思います(^^)
    本を覘いて、ほかのお婿さんの様子も読んでみたいです。
    erikoさんと同じ気持ちです。
    我家も、寝息や寝顔をいとおしく思えるような夫婦になって行きたいです。 そんな家庭に、可愛いウエスティがいると本当に幸せよね(^^)

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