いったい、どうしたらいいものか・・・。
友達からメールを受け取ってから、ずっと悩んでいる。
実は昨日、彼女の父親が、迷い犬、成犬の茶色のラブラドールレトリバー(メス)を見つけたとのこと。
場所は石狩の「番屋の湯」の近くで、彼女の父親の車をものすごい勢いで追いかけてきたのだそう。
危ないので車を停めて外に出たところ、その隙に車の中に入ってきて助手席に乗り込んでしまい、近くの交番に連れて行ったものの、迷い犬の届け出は出されてなかったらしく、今は石狩の動物管理センターに保護されているとのこと(←動物管理センターのHPはココをクリック)。
以下は、彼女からのメール
「でも、それも期限がありますよね…。
父親の話だと、途中でコンビニに寄って車から降ろしたところ、きちんと入口でお座りをして待っていたし、車も慣れている様子で首輪をしていて毛並みもいいから、きっと飼い犬なんだろうなとのこと。
無事に飼い主の所に戻れるのが一番なんですが、もしも保護期間が切れてしまった時、どなたか「犬を飼いたい!」とご希望の方ってお心当たりありませんか…?
私の家では大型犬は飼えなくて、実家もポメ2匹の上に大型犬じゃ老夫婦では散歩も大変だろうし…。
なんとかいろんな方法を考えているところです。
急にこんな話で申し訳ありませんが、お心当たりありましたらぜひ教えてください!」(原文まま)。
状況から察するに、このラブは、まだ若く、賢く、躾も行き届いている。
飼い主さんの運転する車の助手席に乗ってよく海や山へも出掛けていたのだろう。
彼女の父親にすぐなついていたらしいから、飼い主さんは初老の男性だったのかもしれない。
そんな男性とはぐれてしまっただけだと思いたいけれど、きっとどうにもならない事情があって、石狩の海の近くに置き去りにされたと想像できる。
収容期限は10日間。
犬を心から愛する者としては、「殺処分」という事態だけは考えたくない。
彼女の父親もパニック状態に陥っているらしい。
犬が好きじゃなかったら、きっと車を止めることもなく、犬を保護することもなかった話。
犬好きだからこそ放っておけるはずもなく、助けてあげようと思った結果が「殺処分」なんて辛すぎる。
皮肉なことに、北海道では、ちょうど今日、先日の事故で横転した車の中で、飼い主と孫の2人に寄り添い毛布代わりになって温め一夜を明かし、2人を助けた飼い犬「ジュニア」(ラブラドールレトリバー、7歳雄)が奈井江町から表彰されたという記事が載っていたばかり。
ラブラドルレトリバーは、賢くて従順、穏やかな性格で、盲導犬や介助犬などのサービスドッグとしても有名な犬種。
人生の素晴らしいパートナーになれる犬。
できることなら我が家で飼ってあげたいけれど、環境的にも経済的にも小型犬のバブーだけで精一杯。
何かしてあげたいけれど、どうにもできない歯がゆさで心が痛い・・・。
もちろん飼い主さんが戻ってくることを願っているけれど、万が一のことを考えて、もしこのブログを見て、このラブに会ってみたい、と言う方がいらっしゃったら、動物管理センターに連絡してみて欲しいのです。
「飼い主さんが見つかりました!」っていう彼女からのメールを待ち続けているけれど、今のところまだない・・・。
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コメント
偶然でもその犬と出逢った運命です。
助けたのなら『助けた責任』‥があると思うの。。。
“管理センター”だなんて‥その子は助けて欲しくて助手席に乗ったのにぃ‥生きる命なのに‥殺されるのに生きてきたんじゃな-いんだよ{CARR_EMO_106}
誰か‥誰か助けてお願いします!
初めまして!いつもブログ読ませていただいております。
うちでもワンコを飼っていて、いつもバブーの笑顔に元気をもらってる一人です♪
迷い犬のことで悩まれているようなので思わず初コメントします・・・
保護したエリアの動物病院に問い合わせてみるのも効果的ですよ。
もしかしたら偶然かかりつけの病院にあたるかもしれません。
私の友人はフェレットが逃げてしまい、探していました。
そんなとき、フェレットを拾った方が偶然友人のかかりつけの動物病院に診察に連れてきたそうです。先生があれ?と気づいたらしく、無事友人のもとに戻ってきました!
うちのお世話になっている動物病院でも迷い犬の写真が出ていたりしますし、動物管理センターより先に先生に頼ることもあるかもしれません。
是非いくつか病院をあたってみるのもいいかもしれません。。。
様子からしても飼い主の愛情を受けてきたラブちゃんかと思いますし、無事、飼い主の元に戻れますように・・・私も心から祈っています。
バブーのブログ、今後も楽しみにしてます\(^▽^)/
『ながぬましっぽの会』というのをご存じでしょうか。ここは処分寸前の犬やネコを管理センター等から引き取って新しいおうちを探してくれるというところです。札幌市管理センターから来ている子たちもたくさんいます。【連絡先アドレス→http://shippo.poo.gs/02/dog.html
電話: 0123-89-2310 FAX: 0123-89-2311
住所: 〒069-1318 北海道夕張郡長沼町西1北15
留守番電話になっている時は、メッセージをお入れください。】ということです。
日本ではマイクロチップ化が進んでいないんですね、、、。
ここオーストラリアもそうだけどこれからは強制的にマイクロチップを入れるべきだと思います。マイクロチップはないにしてもこっちではオーナーが区に登録する義務があり、登録後は登録番号が記したプレートが送られ首輪に常に付けています。登録なしで見つかった場合は4万円ぐらいの罰金を払わないとだめです。
飼い主さん早く見つかるといいですね。