先日、ばりばりのキャリアウーマンの女友達から仕事を辞めることを告白され、相当な精神的ダメージを受けていたとき、何かを察したかのように、突然、同じ大学の卒業生で同じ会社の大先輩(男性)から「最近、調子どう?」のメールが届いた。
「同年代の働く女性は誰もが、いわゆる『ガラスの天井』にぶち当たり、これからの会社人生をどう生き抜いていくべきか、激しく苦悩しています」とその時の心情をそのまま書いて返信した。
いつものように明るい返信メールを期待していたと思われるその先輩はとても驚いたようだけれど、簡潔ながら心強い返信が届いた。
件名は「『出口なし』ではありませんよ」。
「『会社人生』とはまた狭隘なお考えですね。
そもそも金を稼ぐために働いている場所に『人生』なんぞあるわけがありませんよ。
『人生』は職場以外です。
中国語に便利な表現があります。「両碼事」(リアン・マア・シイ) 、『それはそれ、これはこれ』。
最高の人生訓でしょう。
まあ気長に人生を楽しんで下さい。
明治時代までは『人生わずか五十年』いまでは『人生たっぷり一世紀』です。
貴女の場合はまだまだたっぷり時間があります」。
さすが、大先輩の言葉は実に深い。
おっしゃる通り。
迂闊にも「会社人生」という言葉を使ってしまったけれど、仕事や会社ばかりが人生じゃない。
特にポジティブ・シンキングなわけでもなければ、ネガティブ・シンキングなわけでもない、ただ長寿社会の事実をありのままに受け入れた現実的な考え方。
このメールに感激して、仲良しの働く女子友に伝えると、「確かにそうだけど、会社や仕事で費やす時間は相当長いわけだから、できれば楽しく過ごしたいよね」。
これもまた然り。
ワタシが好きな言葉は、スペイン語の「Que sera sera ケ・セラ・セラ」、フランス語の「C’est la vie セ・ラ・ヴィ」。
どちらも、「人生なんてこんなもん!くよくよしないで楽しくやろう!なるようになる!」、っていうニュアンスの人生のいろんな意味が込められている言葉。
人生とは・・・、なんて深く考え始めると夜も眠れなくなるので、あっさりすっきり止めときましょっ(笑)。
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