レーシック手術当日の話

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このブログを見ていただいている方の中には、レーシックを真剣に考えている方もいらっしゃると思うので、記録&参考として今日は、レーシック手術当日のことを。

私の目の近視の程度は-5.75で、強度近視の一歩手前&乱視あり。

受けた施術は、札幌の某眼科のイントラ・カスタム・レーシック。

費用は26万円のところ、友人の紹介と事前振込で1万4千円の割引が適用されて24万6千円。

必要な事前・事後の検査・薬の費用も、この中に含まれているので、これ以外の費用は一切かかりません。

医師の診断で追加矯正が可能と判断された人は、10年以内であれば無料で再治療も行うそうです。

支払い方法は、振込のほか、現金、クレジットカード、医療ローンもOK。

手術当日は、朝8時30分までに同意書を持って病院へ。

ちなみに、コンタクトを使っている人は、ソフトの人は3日前から、ハードの人は7日前から装用中止です。

女性はノーメイク。日焼け止めや、眉だけ描くのも一切ダメです。

待合室にいたのは20代から60代前後と思われる人まで、男女半々、私を含めて計8人。

順番に名前を呼ばれて、まずは手術前の検査。

その後、待合室に戻って、全員で手術の流れをDVDで確認します。

点眼麻酔をする⇒角膜の表面を専用の機械で切り、「フラップ」と呼ばれる蓋を作る⇒フラップをめくる⇒レーザーを照射する⇒フラップを元の位置に戻す⇒抗生剤を点眼する、という、これから行われる一連の手術の流れがイラストではなく、人間の目のリアル手術映像で紹介されます。

医療ドラマを見ている時、嘘だとわかっていても手術シーンで思わず目をそむけてしまうビビリな私には強烈過ぎて、思わず心の中で「ひぃーーーーっ!!」。

隣の人も、「見ていて具合が悪くなった」、と口を押さえていました。

「他の人はこれを見ても平気なの?怖くないの?」と思ったけれど、手術前の検査の時にも一度見せられているので、さすがにここで、「やっぱり止めます」、「帰ります」、という人は一人もなく、すぐに手術へ。

流れ作業で、私は5番目。

手術用の青いキャップと手術着を着せられて準備。

まずは、角膜の表面を切って「フラップ」を作る施術から。

ベッドに横になって目をがっちり固定され、機械が上から近づいてくるけれど、目が悪いので、わずかな圧迫感を感じること以外は、何が行われているのかさっぱり。

医師の横で、「あと10秒・・・、あと5秒」という助手の声が聞こえてきます。

両目で1分もかからないうちに終わり、いったん待合室に戻って次の施術待ち。

角膜の表面が切られて蓋が作られている状態なので、視界は目にかすみがかかったように真っ白。

もう後には引き返せません。

そして次はいよいよレーザー照射。

さっきの手術映像が頭によみがえり、この瞬間が最大の恐怖。

ベッドに横になると、機械が上から顔に近づいてきて、絶対に動かずに、赤い点滅をひたすら見つめるように言われます。

シャツの裾を握り締め、絶対に動かないように気をつけて、赤い点滅を必死に見つめていたつもりだったけれど、緊張し過ぎたのか、先生に何度も「もっと上見て、上」と注意されました。

そして、レーザー照射。

「今、フラップ開いてます」と先生の声。

レーザーの焦げ臭い匂いとジジジジー・・・という機械の音、目の表面で何かが行われている気持ち悪い感じ、さっきと同じ助手の声。

「あと10秒・・・、あと5秒・・・」。

「はい、フラップ戻します」と先生の声。

そして、ついに手術終了。

終わった!

この瞬間のために、1年以上悩み続けていたので、なんともいえない達成感を味わいながら、ベッドから立ち上がると、看護婦さんから、

「これから2時間、目を閉じたまま『絶対に眠らずに』待合室で待つように」、

との指示が。

開いて閉じた角膜を安定させるのに重要な時間ということで、2時間辛抱。

本当の苦行はココから。

目を閉じたまま、だけど眠らずに・・・、振り返ると、実はこの2時間が手術の中で一番辛かった。

瞑想・・・、するしかありません。

2時間たつと名前を呼ばれ、目を開けるように言われます。

いよいよ、待ちに待った瞬間、「うわっ、すごい、見える!」と感動することを想像していたけれど、術後まもないため、まだそういうわけにはいかず、見えることは見えるけれど、全体にかすみがかかったようにぼんやり。

外出用のメガネと目薬を渡され、外出許可が出たけれど、「この状態でいったいどこへ行けと?!」という感じ。

時計を見ると12時半。

4時の当日検診まで3時間半。

手術前は街の中をぶらぶらして時間をつぶそうかと思っていたけれど、この状態では無理。

目に痛みはないけれど、なんともいえない違和感があって、目をちゃんと開くのもままならず、いったん帰宅。

術後の1~2時間は、これで本当にちゃんと見えるようになるのかな、大丈夫かな、と不安に思っていたのだけれど、時間がたつにつれてだんだんクリアに。

4時に病院に戻って当日検診で異常なし。

あとは1週間、1ヶ月、3ヶ月の定期健診を受けて異常がなければ終了。

夢にまでみた裸眼生活がいよいよ現実に。

現在、術後まもないとはいえ、すでに目はよく見えていて、快適。

痛みもまったくなく、私自身、手術のこともきっとすぐに忘れてしまいそうなので、参考として覚えているうちに書き留めてみました。

※ 病院に提出した同意書に、病院の名前や医師の名前をブログやツィッターなどインターネット上に許可なく記載しないことが盛り込まれていたので、病院名は出せませんが、本当に手術を希望する方はメールをいただければお伝えしますので遠慮なくメールでご連絡ください。

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