無料翻訳ソフトの怖さ

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これもグローバル化の流れなのか。。。

本来、英語を使うことのないはずの職場で、ここ数年、英語を使うことが急に増えた。

名刺や履歴書を英語で表記したい、英語で日付はどう書くのが正しいのか、というような簡単なものから、国際電話の問い合わせ対応、簡単な通訳、英文契約書の和訳、取引先とのやり取り・・・などなど、ほとんど毎日のように、なんらかのカタチで英語に関わっている。

英語には毎日の生活で触れているとはいえ、ネイティブ・スピーカーではないわけで、内容によっては正直まったく心許ない。

だけど、幸いなことに、なんといっても私にはイギリス人オット、ネイティブ・スピーカーのポールが背後にいる。

自分の力でいかんともしがたい時は完全にポールに頼る。

そんな時、最近特に感じるのが、機械翻訳の怖さ。

国際間のやりとりは多くの場合、英語で行われているけれど、お互いにとって母国語じゃないケースも圧倒的に多い。

和訳を頼まれ、英文を読んでも、さっぱり意味がわからず「???」。

力不足なのだと思い、ポールに読んでもらっても「???」。

なぜ理解できないのかというと、「機械翻訳」だから、ということに尽きるのです。

英語を日常的に使っている人が書くとは思えない、なんとも不可解で不自然な単語の羅列。

機械翻訳の精度は以前に比べて上がって来てるとはいえ、出てきた英文の精度を確認することもなく、そのまま垂れ流すのは相手を混乱させるだけ。

以前、ビートルズの「The END」という歌の、歌詞の意味を調べたことがあった。

歌詞はコチラ↓。

「The End」

Oh yeah, all right
Are you going to be in my dreams 
Tonight?
And in the end
The love you take
Is equal to the love you make.

歌詞はこれだけで、英語で読む分には、とっても短くて簡単なのだけれど、その解釈は如何様にもなるというケース。

私には深い解釈はできないので、もちろん100%ポールの力を借りながら、当時のビートルズの状況を調べつつ、日本語での意味を考えていた時に、いろんなサイトを見ていて、こんなサイトを見つけた。

「The End」 の歌詞和訳とあり、そこには、

「端」の歌詞

「ええオハイオ州は、すべての権利
私の夢にあることを今夜行っているであるか。
そしてついにあなたが
あなたが作る愛と等しい取る愛は」、

と堂々と掲載されていて絶句。

まるでまったく意味不明。

「The END」が「端」?!

それのみならず、冒頭の「オー、イェー、オーライ!(もういいよ、わかったよ)」が、「ええオハイオ州は、すべての権利」、って・・・?!

確かに、英語で「OH」は、アメリカのOhio=オハイオ州を意味するとはいえ、この場面では明らかに違うでしょう。。。

これは極端なケースとはいえ、機械翻訳は、まさにこんな感じで不可解なものになることも多いのです。

便利で素晴らしい機能だけれど、今の精度では、外国語を機械翻訳任せにするのは本当に怖いと、意味不明の英文に出会うたびに思うのです。

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