ドタバタ運動会

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今日は小学1年生の甥っ子の運動会。

朝から雲ひとつない青空が広がって、絶好の運動会日和。

天気予報の最高気温は26度。

甥っ子のパパとママ、私の妹夫婦は共働きで、残念ながらふたりとも仕事のため欠席。

そのため、おじいちゃんとおばあちゃん2人、おばさんの私が総出で応援。

私は記録係。

似たような背格好の子供たちの中から甥っ子を見つけ出すのは結構大変だなーと思いつつ、カメラとビデオを持って、会場で息子の活躍を見ることができない妹夫婦のために、一生懸命探して、やっと発見!

・・・と、この炎天下の中で、なぜか甥っ子だけ黒いジャージの上下。

長袖。

他の子供たちは一人残らず半袖なのに、甥っ子だけが長袖。

しかも、この暑いのに、ファスナーを首まできっちり締めて、なんとも暑苦しい。

さっそく、おじいちゃんが飛んでいって、ジャージの上を脱ぐように言いに行ったのだけれど、頑として脱がない。

初めての運動会なのに、表情も妙に暗い。

やっぱりパパとママが来ないから寂しいのかな、と心配していると、ランチタイムだけなんとか仕事を抜け出して妹が合流。

それでも表情はイマイチのままの甥っ子を囲んでみんなでお弁当タイム。

そして、お弁当も食べ終わり、妹が甥っ子をトイレに連れて行ったときに、頑なにジャージを脱がなかった理由が判明。

な、な、なんと、

ジャージの下に着ていたのがパジャマ↓(笑)。

しかも光るパジャマで、「ちょっと待ったー!」的な派手な絵柄がまた皮肉で笑える。

そのことを、担任の先生から聞かされた妹はびっくり仰天、大慌て。

聞けば、運動会でいつもと違う緊張感があったいせいか、せっかく用意してもらった赤いTシャツに着替えるのを甥っ子がすっかり忘れて、上のジャージをパジャマの上にそのまま着てしまったとのこと。

妹夫婦はすでに仕事に行ってしまった後だったので、おばあちゃんたちも、まさか黒いジャージの下に着ているのがパジャマのままだとは思いもせず、そのまま運動会へ。

結局、妹はランチタイムの間に赤いTシャツを急いで家に取りに戻って、慌てて着替えさせ、午後の部にぎりぎりセーフ。

午後のお遊戯からは甥っ子もやっと半袖姿になって、ようやく笑顔。

一件落着して、オトナはみんなで大笑いしたけれど、「暑いから脱ぎなさい、脱ぎなさい」と先生やお友達みんなから言われていただろうに、長袖ジャージを脱がなかったんじゃなくて、脱げなかった甥っ子の心境、先生に着ているものがパジャマだと告白した時の勇気を思うと。。。なんとも切ない。

子供ながら、この難局をどうやって乗り切るか相当悩んでいたはず。

自分のせいだから、誰のせいにもできず、家族にも言えず、30度になりそうな炎天下の中をただひたすら暑さにじっと耐えて我慢していた甥っ子。

表情がずっとイマイチだったのはそのため。

甥っ子の初めての運動会は、パジャマのままだったいう、忘れられない、ちょっとほろ苦い思い出に。

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