子供の頃から、英語とフランス語がたまらなく好きで、「通訳」という職業に憧れていた。
映画字幕の翻訳者で、映画スターの来日舞台挨拶の際には必ずと言っていいほどスターと一緒にステージ上に現れ、時には頬にキスなどされている戸田奈津子さんが憧れの人だった。
映画スターそのものよりも、いつも注目していたのは彼女の方だった。
中学の頃から、将来、あんな風になれたら・・・と夢見ていた。
その夢を、改めて目覚めさせてくれるような、すごい通訳者の映像を見た。
友達がYou tubeに出ているから見てみて、と教えてくれた、日産のカルロス・ゴーン専属通訳の森本さん。
タイトルは、「社内通訳一筋12年。その素顔は」。
見た瞬間、感動して言葉を失った。
衝撃。。。
目からウロコ、とはこのこと。
凄い、凄すぎる。
まさにゴーン氏が彼女に憑依している感じ。
最初に驚いたのは、通訳は「黒衣」に徹して、「控えめに目立たず」という概念が覆される、身振り手振りをまじえた通訳の仕方。
次に驚いたのは、そのスピード。
逐次通訳ではなく、同時通訳というのが凄い。
英語も日本語もとにかく早い。
プロって、こういうことなんだ。
ゴーン氏が話す内容が最初からわかっているような速さで、次から次へと流れるように通訳。
どうやったら、あれほどのスピードで2つの言語のインプットとアウトプットを繰り返すことができるのかと、頭の中をのぞいてみたくなる回転の速さ。
もちろん天性の、生まれ持った語学の才能がある、というのは疑いがないけれど、彼女がこれまでどんな風に勉強して、この技術を身につけたのか・・・?
ゴーン氏の専属通訳になるまでの経歴は?
ネットで調べても、このYou Tubeの映像はたくさん出てくるけれど、彼女の経歴などは知る術がない。
今もっとも興味のある人物。
話者と一心同体になって情熱溢れる通訳に、以前有名になった、サッカーのトルシエ監督の通訳、フローラン・ダバディ氏を思い出す。
「雑談を外国語でちょっとお手伝いできる」レベルから、「通訳」と呼ばれてもいいレベルになれるよう、もっともっと英語とフランス語を磨きたい。
もっともっと勉強して、自信が持てるようになりたい。
言葉って、本当に奥が深い。
だから、面白くてたまらない。
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コメント
語学は「果てのない道のり」だと思います。自分はやる気もなければついてもいけません。。通訳・翻訳は案件にどれだけ精通しているか、日本語での表現力と柔軟性が必要なのですね。通訳・翻訳の世界も幅が広く産業通訳などあるらしいですが、自分の専門外ならお手上げという話をきいたことがあります。
社内通訳12年・・・リアルタイムの生きている通訳!映画の吹き替えの通訳みたいですね。最後に「相性」とおっしゃていることに妙に納得しました!バブーちゃんの笑顔のようにスッキリです!