パリでお散歩2013 ④スリの話

人気ブログランキング今回のパリ旅行、一番心配だったのはスリのこと。

手口が大胆で攻撃的になっていると言われるパリのスリ、窃盗団。

まずは、空港からホテルに向かう車の中で、「バッグを膝の上に置かないように」と早速注意。

これは、車の窓を割られてバッグごと盗まれる事件が起きているため。

そして、ホテルに到着。

私たちの到着を待っていた現地係員から渡されたのが、A4用紙2枚にびっしり書かれた、「スリや盗難などのトラブル防止のための心構え」。

ご丁寧に、「被害届作成依頼書」と警察署の地図付き。

これって、いったい?!

「心構え」はともかく、被害届作成依頼書まで渡されるってことは、被害に合うこと前提?!

どうやら、「気をつけてさえいれば大丈夫」というような曖昧なものではないらしい。

いよいよ高まる不安。

旅行1日目のディナーの時には、たまたま隣の席になった日本人の若い姉妹から、その日、オペラ座の前を歩いていた時に、着ていたフードを掴まれて、ポケットに入れていたiPhoneを盗まれそうになった(取られたけど、慌てて取り返した)という話も聞かされた。

そんな中、始まった8日間の観光旅行。

確かに、観光スポットはどこに行っても「スリに注意」のサイン。

有名な美術品のすぐ側にこんなサインがあるなんて、正直なんとも興ざめだけれど、仕方のないこと。

パリ市内めぐりには、本当に便利なメトロだけれど、メトロでの被害も多く、注意が必要。

「バッグはしっかり前に持って、できれば乗車口付近から離れて、近い距離でも中に入って座ること」、そんな注意を思い出しながら乗車。

最初は、そんな感じで終始ピリピリ緊張しながら観光していたけれど、人間、3日目くらいから自然に緊張感は緩んでくるもの。

そして、今回の旅行中に一度だけ「ひやっ」としたのが、すっかり油断していた、セーヌ川にかかる橋「ポンヌフ」でのこと。

メトロの入り口からすぐ側の橋のところで地図を広げて次に行く場所のチェックをした後で、セーヌ川の写真を撮ろうとしていた時のこと、一緒にいた友達のHちゃんに、突然女性が勢いよくどんとぶつかってきた。

通行の邪魔になってたかな、と思ってその女性を見ると、手にはスリの手口の典型「署名ボード」とペン。

その女性が「署名して」とHちゃんに切ない顔で訴え、Hちゃんの後ろにいるもうひとりの女性がその隙にバッグを狙う。

すぐに気づいたHちゃんが、振り払って回避。

「今の何?!何?!」と思って、状況を確認しようとしたけれど、スリらしき2人組の姿はすでになし。

幸い何も取られることはなく被害はなかったけれど、その瞬間、油断していた私たちがターゲットにされていたのは間違いなく、一瞬ヒヤり。

「いや~、危ないところだったね~」なんて言いながら、ポンヌフが見えるレストランでゆっくりランチをして、ようやく笑顔。

すっかり動揺した心を落ち着けながら、改めて私たちがいた地下鉄駅の入り口付近を見下ろすと、いるいる「署名スリ」集団・・・。

そんな一瞬のヒヤりもあったし、いろんな観光スポットでスリ集団をたくさん見たけれど、被害に合うことはなく、旅は無事終了。

フランス政府には、本腰を入れてスリ対策をして欲しいもの。

被害にあったらせっかくの旅行が台無し。

これから旅行を計画されている方は、充分ご注意を!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です