今回のパリ旅行。
初日にホテルからレストランまで乗ったタクシーで、明らかにぼったくられた。
夕方6時過ぎにホテルに到着。
そのまま、JALパックの現地係員さんの、お勧めレストランのミール・クーポンを購入して、自分たちでレストランへ。
係員さんのお勧めに従って、時間が遅くなっていたのでホテルのフロントにタクシーを頼んだところ・・・、
これが間違い。
数分後に来たのは大型の黒いタクシー。
私たちが乗り込んだところ、すでにメーターは9ユーロ(約1200円)。
パリのタクシーは、日本よりもずっとリーズナブルな料金設定で、初乗り料金2.5ユーロ(約360円)、最低支払い料金は6.6ユーロ(約900円)で、最低支払い料金より下回っても6.6ユーロを支払わなければならない仕組みのはず。
なのに、最初から9ユーロなんて、変だなーとは思ったものの、パリ初日に最初に乗ったタクシー。
比較する術もなく、大型だということと、ホテルからということで、きっと割増になってるんだと納得させつつレストランに到着。
メーターは12.5ユーロ(約1,700円)。
1ユーロが硬貨がなくて、2ユーロ硬貨でご機嫌で「メルシー」なんて、チップまであげてしまったので、総額14.5ユーロ(約2,000円)。
そして、おいしい食事を済ませてからの帰り道。
道で捕まえたタクシー。
帰りはなんとホテルまで7ユーロ(約950円)。チップを1ユーロあげたけど、行きの半分。
やられた。。。
海外主要都市でのタクシー料金を瞬時に計算してくれる『World Taximeter』というサイトで、住所を入れてチェックしてみたところ、概算で6.83ユーロ(約930円)。
やっぱり。
ホテルに頼んだからと言って安心できないのがパリだということを、初日にお勉強。
逆に、パリで助けてもらったのが地下鉄でチケットを買っていた時のこと。
自動券売機で、2人分のチケット、1.7ユーロ×2枚=3.4ユーロを払うため、3.5ユーロを硬貨で用意して投入。
0.1ユーロのお釣りがもらえるはず・・・なのに、「0.35ユーロ不足しています」というメッセージが!
私だけならともかく、しっかりもののHちゃんとふたりで、ちゃんと硬貨を確認して投入したから、間違えたはずはない。
まして、0.35ユーロ不足なんて、そんな半端な残額が表示されるような細かいお金すらもともと持ってなかったからちゃんと必要な硬貨を入れたのは間違いない。
・・・とはいえ、相手は機械、どうにもならない。
一瞬、何が起きたかわからず慌てていると、後ろのお兄さんが、「0.35ユーロ不足してるんだよ」って言いながら、自分の持っているコインをパパッと入れて、2枚買ってくれたのです。
お金を返そうとすると、「そんなのいいから、いいから!」とにっこり笑顔。
おまけに、その後、Hちゃんとふたり、「ちゃんと払ったはずなのに、どうしてお金が足りなかったの?!」って頭の中が混乱してたので、地下鉄の方向を間違えて逆方向に乗ってしまう始末。
旅行中は、起きてしまったことはあまり深く考えず、頭の切り替えを早くすることが必要だと、これまたお勉強。
ぼったくられたり、助けられたりが、わずか数日間の滞在中に起きたパリ。
さらに言うと、せっかくお兄さんが私たちを助けてくれてる間にも、まさかこの人、親切にしている間に、私たちのお財布を盗もうとしてるんじゃ・・・なんて、疑ってしまったり。
信じてはいけない人を信じてしまったり、信じていい人を疑ってしまったり・・・、勉強になりました。
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