今日は、札幌で初雪が降った。
新聞によると、「札幌管区気象台は、8日午前11時50分、札幌で初雪を観測した。平年より11日遅く、昨年より10日早い。札幌市内では8日夕から平地でも積雪状態になる見通し」とのこと。
ちょうどランチタイムで外に出ていたけれど、確かに雨じゃなくて、降っていたのは水分の多い雪だった。
いよいよ冬へ。
冬になる前のこの時期になるといつも思い出す「匂い」がある。
子供の頃の懐かしい匂い。
冬になる前の、急激に寒くなって雪虫が跳び始める頃、どこの家でもストーブを焚きはじめた。
その頃の、なんともいえない住宅街の匂い、家の匂い。
私にとっては、それが冬の匂い。
学校が終わって家に帰ると、部屋の中にストーブが発する独特の冬の匂いが漂っていて・・・、昨日まで冷え切っていた部屋が、急にほんわり温かくなっていて。
それが、冬の始まり。
私が小学生の頃は、学校には石炭ストーブがあって、石炭当番もいて、ストーブの上には、たっぷりのお湯が入った大きなお鍋のような蒸発皿が置かれてて、そこから湯気がたくさん出て教室を乾燥から守ってた。
寒い日には、みんなでストーブの周りに集まってたっけ・・・。
この季節になると、決まってそんな懐かしい光景を思い出す。
今は、石油やガスストーブでも匂いの少ないタイプのストーブが多くなったのと、我が家のようにオール電化のセントラル・ヒーティング場合は、匂いなど感じることもなく、なんだか少々味気ない。
冷房も暖房も、いまやボタンひとつで瞬時に温度調整が可能。
便利で快適にはなったのと引き換えに、冬の「匂い」」や、冬の「音」・・・、五感で感じる季節感は失われてるな~、とつくづく。
なんだかちょっと寂しい。。。
読んでいただけたら、
↓
人気ブログランキングのクリックをポチッとしていただけると嬉しいです。
ついでに、わんこ好きの方は、
↓
にほんブログ村ウエスティのクリックもポチッと!
コメント