犬用ガムの怖さ

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悪いことって続くもの。

夫婦揃ってウィルス性の急性腸炎にかかってもがき苦しんでいた昨日の夜、バブーに異変が。

キッチンにいるバブーの様子がなんだかおかしいな、と思っていたら、急にリビングにバタバタッと走って来て、ソファーに上がり、激しく暴れはじめた。

バブー、どうしたの?

、と駆け寄ると、バブーが走ってきたところには、ころんとしたウンチが数個落ちてて、すごいよだれ。

声にならない声を絞り出して、頭を振り回し、吐きそうな姿勢をするけれど、上手く吐き出せなくて苦しんでる感じ。

もしかして、私たちのウィルスがバブーにも感染したの?と慌てながらバブーの背中をさすっていると、さらにもがきだした。

人間がこれだけ苦しいんだから、バブーもこれからしばらく激しい嘔吐と下痢を繰り返すのかも、呆然としていると、

いや、違う、口からは白い泡がぶくぶく、舌はみるみるうちに紫に。

見ると、目には涙、瞳孔も開いて、むき出してる。

変だ、呼吸ができてない、喉に何か詰まってるんだ。

病院に行ってるような時間はない、一刻を争う事態。

「あっ、あのガム」だ!

と気づいて口の中に手を入れようとした瞬間、バブーが思いっきりゲーっと吐いた。

吐き出したのは、端っこを丸めて骨型にした「牛皮ガム」の端っこの大きな塊部分。

丸呑みしてたんだ。

その後は、すぐにまったく何事もなかったように、いつものバブーに一瞬で戻ったから良かったようなものの、あの時の恐怖といったら・・・。

バブーがこのまま死んじゃうんじゃないかと、パニックになって、心臓バクバク、もう生きた心地がしなかった。

バブーは、以前からガムが大好きで、特に、このタイプのガムは長持ちするので、自分で放り投げたりしておもちゃみたいに遊びながら、何時間もチュパチュパ楽しんで1日がかりで楽しそうに食べていた。

これまで一度も、喉に詰まらせたことはなかったから、安心してあげていた。

まさか、まさか、ガムでこんなことが起きるなんて思いもしなかった。

バブーにはまだ吐き出す力があったから良かったようなものの、これがもう少し高齢になって、その力もなかったら・・・と思うと本当に怖い。

愛犬が喜んで食べる「おやつ」での死は年々増え続けているのだそう。

どんな「おやつ」かというと、ダントツの1位で犬ガムの誤飲によるものなのだそうだ。

今思えば一瞬とはいえ、バブーは危険な状態だった。

一歩間違えば・・・。

愛犬を危険にさらさないようにするのは飼い主の責任。

その後、犬用ガムのことを調べていたら、札幌の動物病院「きたのさと動物病院」さんのブログでこんな記事「犬用ガムの事故は多いです」を見つけ、読んでとっても考えさせられました。

何事もなかったかのうように寝息をたててスヤスヤ眠るバブーの寝顔を見ながら安堵と反省。

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コメント

  1. はじめまして。最近バブーちゃんの日記をみつけ楽しく読ませて頂いています。バブーちゃん無事で良かったですね。このブログを読み数年前の悪夢がよみがえってきました。我が家にも来月1月で16歳になるウエスティがいます。10歳を過ぎた頃、梨で窒息して死にかけました。手抜きをして梨1/4の大きさで人間が食そうとした時、人間の手から奪い取り、慌てた私が取り返そうとした時「渡すものか!」とそのままゴックン。人間の食べ物はあげないのが一番ですがなかなか出来ませんでした。いつもは人間の側でよだれを垂らしながら待つことができ、人間から奪いとったり、盗み食いなどもありませんでした。獣医によると高齢になると今までと全く別の行動をとるので注意が必要と。梨を飲み込んだ後は、走り回り、吐こうとしても血の泡のみ。脱糞し断末魔の悲鳴を数回、夫と二人で何とかしようと泣きながら大騒ぎ。目はうつろ、舌は真っ白になった時、看護師の私は「もう、ダメかもしれない」と悲しい覚悟をしましたが、何とか胃に落ちてくれました。その後救急病院に行きましたが休診。朝まで待ってかかりつけの獣医で診察してもらい、点滴をしてもらいそれから3~4日は食道が痛いと思われ水もゴハンもままならない状態でした。よく食道が裂けなかったと今考えてもぞっとします。その後大きな問題はなく(小さい問題はいっぱいあります)もうすぐ16歳になりますが、視力は落ち、耳は遠くなり、足も弱くなりましたが可愛いです。長文になり申し訳ありません。バブーちゃん、これからも元気で幸せに暮らせますように。

  2. 今年最後の大事件でしたねww。
    うちのウェスティは『デンタボーン』でした。
    小型犬用を与えたところ丸飲みし、目は白黒・泡は吹くわで大慌て。
    喉にはその形がくっきりで真横に詰まっているとわかりました。
    そこで暴れるのをお構いなしに後ろ足を捕まえて逆さまにすると吐きだしてくれて助かりました。
    医師に聞いたところ多少暴れてもそれが一番いいとのことでした。
    下手にさすると下がっていってしまって危ないと……。
    そしてそういうものを与えるときはそばについて見ていてほしいと言われました。まさに恐怖体験でした(T_T)

  3. コメントありがとうございます。
    おふたりの体験コメントを読んでいて、本当に寒気がしました。
    こういうことってあるんですね。
    恐怖以外のなにものでもありませんでした。
    ウェスティはもともととっても食いしん坊だからこそなのかもしれませんが、バブーも何かものを口に入れた時、無理に私が取ろうとすると、逆に飲み込んでしまうので、お散歩中に変なものを口に入れたとわかっても手を出せずにいるときもあります。
    これまではそれでもなんとか無事でしたが、本当に怖いですね。
    私が何か食べている時も、至近距離でじっと見てはいますが、横取りしようとすることも、今のところはありません。
    でも、今までがそうだったからといって、これからもそうだとは限らないですよね。
    本当に気をつけます。
    ありがとうございました。

  4. 初めまして
    大変でしたね。
    主さんの咄嗟の判断がワンちゃんを救ったんですね。
    犬用ガムの死亡は本当に多いですよね。
    特に有名なグリニーズも危険みたいですね。
    私もまだ愛犬が7歳の頃にガム系のおやつをあげた事があります。
    でも食べて1分ぐらいでいきなり食べたガムを全て吐き出して、それからはガム系のおやつはあげてません😅
    でも良く良く考えるとガムをお腹の中に入れるのって消化されないで溜まりそうですもんね…
    長文失礼しました

  5. こんにちは
    ”ガムで窒息”って検索したら、こちらがHITしてやってきました。
    我が家の愛犬ころちゃん(シーズ3歳)のストレス解放用にあげてましたが、昨日私の傍らでガリガリ齧ってたのが急に静かになって・・・
    『ぐっ・・・ぐっ・・・』とかすかに声が聞こえてきて
    何か変だ!って思い姿を探すと、うつぶせに突っ伏して苦しんでました。
    何が起きてるのかわからなかったのですが、苦しそうだったので何かを喉に詰めたのだろうと判断しうつぶせのまま背中をパンパン♪って叩いたら・・・
    泡状の涎だらけになった塊が出てきました。
    吐き出してからも1分ぐらいは苦しんでましたが、何とか落ち着いてくれてホッとしました。
    あとで吐き出した物を調べたら、バブーちゃんと同じガムの端っこ部分でした。
    こんな大きな塊を呑み込むなんて考えもしなかったので、うちのころちゃんがよっぽど”卑しんぼさん”かなぁって思ったのですが・・・
    バブーちゃんだけじゃなく他にもいてはるようなので・・・ 
    ワンコの習性なのかもしれませんね
    またゆっくりブログ見せていただきま~す

  6. >こんさん
    コメントありがとうございます!
    こんさんのコメントで、久々にこの日の記事を読んで、あの時のドキドキを思い出して心臓がバクバクしました。
    ころちゃん、無事でよかった~。
    ガムは本当に怖いですよ。
    我が家も一切ガム禁止です。怖すぎて。
    手の施しようのない病気なら仕方がないけれど、ガムで愛犬を死なせてしまうところだったと思うといまだに心臓が・・・。
    ころちゃんの場合そうですが、飼い主が近くにいたからよかったものの、いない時だったらと思うと・・・。
    本当に心臓が飛び出そうになる出来事でした。
    ころちゃんも遊びたい盛りで、いろんなものに興味を持って、取られまいと、大きなものを飲み込んだりするかもしれません。
    気を付けて見守ってあげてください。

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