先日の通訳アカデミーでのトピックのひとつが、プロサッカー選手・本田のセリエA・ACミランの入団会見。
入団会見の様子を動画で見ながら通訳するレッスンで、その時に見た本田選手のインタビューが、通訳を介さず、堂々たる英語で行われていたことにちょっとびっくり。
こんなに自由に英語を操っていたとは!
さすがは世界で活躍するプレーヤー。
器が違う。
時折ユーモアを交えて記者たちを笑わせたり、不快な質問にはしっかりその真意を正したり。。。
小難しい言い回しは一切使わず短いセンテンスながら、まったくよどみがないし、何より、その態度が堂々としていて、聞き手を引き込む力がある。
ネイティブみたいに流暢である必要はないし、必要なのはコミュニケーション。
何より自分の言葉で話す、なんとしてでも聞き手に伝えようとする姿勢、それこそが重要なこと、通訳レッスンに行く度に自分の英語力に自信を失って、人前で間違えないようにとオドオドしてしまう自分に自戒を込めて。
一番印象に残ったのは、メディアでも多く取り上げられている、「なぜACミランを選んだのか」という質問に対する回答。
“It was easy , I just asked to my little Honda in my heart, which club do you want to play (for)? And yes, he answered, ‘I want to play for AC Milan’.”
「簡単なことでした。ただ、自分の心の中の『リトル本田』に、どのクラブでプレーしたいかと聞いてみました。すると、そうです、彼は、『僕はACミランでプレーしたい』と答えたんです」。
『リトル○○』は、今年の流行語確定?!かも。
これまで通訳の姿が付きものだった日本の選手が、海外メディアを相手に英語でこれだけ堂々と振舞えるとは。
同じインタビューの中で、「子供たちに夢や勇気を与えたい」と語っていた本田選手。
このインタビューをサッカー好きな子供たちが見たら、「本田、カッコいい!サッカーも上手になって、英語も話せたらいいな」、って、きっと思うはず。
メディアで公開されている、本田が小学生の頃に書いた作文。
子供の頃に思い描いた夢を次々と実現させる、『夢の実現力』が半端じゃない。
有限実行とはまさにこのこと。
驚愕!のひとこと。
凄すぎる。
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