朝起きて、テレビで女子フィギュアスケートの結果を期待というよりは不安な気持ちで、恐る恐る見た。
浅田選手、昨日のショート・プログラムを見て、もうダメだと思ってた。
メダルどころか入賞も難しいと思って、結果を確認するのが怖かった。
結果は6位で嬉しい驚き。
さすが、この人は本当にすごい選手なんだ、と改めて思った。
まさかのショートプログラム16位。
直後のインタビューで、「自分でもわからない」と虚ろな目で答えたいた浅田選手。
あれから丸一日もたたないうちに、あれほどの見事な演技ができるなんて。
「ショートプログラムの失敗があったからこそ、『極度の重圧』から解き放たれてあれだけの演技ができたのでは」と分析してる解説者がいた。
その通りだと思う。
日本の女子フィギュア選手たちは、特に表情が硬くて余裕がない感じがありありと出ていて、見ていて気の毒な程だった。
だからこそ、浅田選手のフリーの後の、嬉しくて、ほっとして、泣きたい気持ちを抑えているような、あの表情を見たときは、心を打たれた。
失いかけていた自信、不安を克服して、「できた、よかった!」、そんな心の底からの気持ちが伝わってくるようだった。
今まで押し殺していた感情が、どっと湧き出して、天真爛漫な彼女に「心」が戻った瞬間に見えた。
昨日のショートプログラムでは、あれほどのトップ・アスリートでも失敗することがあるんだと思い知らされた。
そして、今日のフリーでは、やっぱりトップ・アスリートは違う、ということを思い知らされた。
失敗しても、気持ちを切り替えて立ち上がるだけの底力がある。
毎回、たくさんのドラマがあるオリンピック。
メダルは取れなかったけど、多くの人に感動と勇気を与えてくれた。
もし、いつもの力を発揮して、当たり前のようにメダルを取っていたら、これほど印象には残らなかったかもしれない、とさえ思う。
小さい頃から、勝っても負けても、とにかく注目され続けてきて、今回メダルは取れなかったけれど、取った選手以上に注目されてるのは、浅田選手だからこそ!
最近、涙もろくなってるせいか、ショートの後も、フリーの後も、泣けたな。
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コメント
真央ちゃんのフリーの演技は、彼女が涙を浮かべるその瞬間を何回見ても貰い泣きしてしまいます、、。スポーツって良いなあ。