母の「終活」

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先日、実家に遊びに行った時、なにげなく母の予定表を見ていたら、『終活』と書き入れられている日があった。

「何、コレ?!まだ『終活』なんてする必要ないよ~」と言うと、

「この歳(=70歳)になると、いつ何があるかわからないから、元気なうちにちゃんとしておかないと・・・」、と真顔の母。

聞けば、町内会のイベントで、普段は閑散としているのに、この『終活』イベントの時だけは大盛況だったとのこと。

人生の最期を迎えるにあたって、やるべきことをやるのは当たり前のこと、とばかりに、後ろ向き、というより、思いっきり前向き。

『終活中』であることを明るく語れるくらい、まったく暗いイメージがないことにも驚いた。

数年前まで「しゅうかつ」といえば、学生の「就活」だったけれど、少子・高齢化社会の日本は、いまや「しゅうかつ」といえば、「終活」にシフト中。

もともと几帳面な母は、「いつ何があってもいいように」との思いで、エンディング・ノートの準備も怠り無く進めたい様子で、家の中の片付けにも余念がなく、遊びに行くたびにモノが減り、いつ遊びに行っても、チリひとつなく、家中ピカピカ。

最期まで自分らしく生きること、慌てず騒がず、余裕をもって笑顔で過すことこそが、『終活』。

「そういう風に準備してる人に限って、ものすごい長生きするんじゃない?」なんて、冗談を言って、ふたりで笑ったけれど、「いつ何があるかわからない」ということは、4年前の父の急死で思い知らされたのも事実。

病気ひとつしたことがなかった父が、70歳を迎える前に、風邪をこじらせて急死。

以来、私たち家族の、命に対する考えは大きく変わったように思う。

自分の親が、「終活」を意識していることなんて、俄かには受け入れ難い。

日々のあんなことやこんなこと、嬉しいことも悲しいことも、わかってもらえるのは、今も昔も、常に味方でいてくれる、「肉親」。

父が亡くなってしまった今、母が唯一の頼り。

その母が、いままさに取り組んでいる『終活』を、子供としては、素直に応援なんかしたくない。

応援できるわけがない。

自分が歳を取るということは、親も歳を取るということなんだと思いつつ、頭ではわかっても、気持ちがなかなかついて行けない。。。

まだまだ親の存在が必要な子供としては、

とってもとっても複雑な気持ち。

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